Complete text -- "レコード千夜一夜 第五夜 1979 プレイリスト"

03 January

レコード千夜一夜 第五夜 1979 プレイリスト


2018年11月23日、桜井芳樹のレコード千夜一夜 - 第五夜 1979年 のプレイリストです。


桜井芳樹のレコード千夜一夜 - 第五夜 1979

● 開場BGM ソウル玉の二軍より
Elvin Bishop Group / 『Elvin Bishop Group』A面
エレキ豚ジャケット。30年以上ぶりに聴いてみたが、微笑ましい。

● ブルース・バンド
1. Buster Benton / Spider in My Stew (Spider in My Stew 1973)
エレキギターギター購入から程なく、同級生の兄貴たちのブルース・バンドに加入。このバンドの後の発展系でライヴハウスに出演することになるが、それはまだ少しだけ先の話。このアルバムからは他の曲をカバーしていたが、アンプリファイドしていないキャリー・ベルのハープと手数の多いベース、マイナーのブリッジ、それでいてヘビーなスローブルーズというのも面白い。

2. Climax Blues Band / Summer Rain (Real to Reel 1979)
1976年頃に大ヒットを飛ばしたバンドの1979発表のアルバムより。'76年以降はディスコ風味の印象が強かったが、ちょっとだけブルースに戻ってきたというのが、逆に1979年とは思えないのが面白い。

3. YES / Going for the One (Going for the One 1977)
前回登場のオーディオ床屋で少しだけ聴き、図書館で借りる。イエスはその後もそれ程聴いていないが、これは結構好きなアルバム。床屋の主人は、なんだかブルースじゃん、と言っていたのでおそらく好みでは無かったのだろう。

4.Roy Clark & Gatemouth Brown / Caldonia (Makin' Music 1979)
前回に引き続き、ゲイトマウス・ブラウンを。ただし今回はロイ・クラーク追悼。素晴らしいギタリストでした。

● ラジオ
5.ZZ Top / I'm Bad, I'm Nationwide (Deguello 1979)
この頃からFENをよく聞くようになる。この曲はよくかかっておりました。8分音符を三連の一拍にしたというのは面白いですな。

● ニュー・ミュージック・マガジン
6.Taj Mahal / Satisfied 'n Ticked Too (Satisfied 'n Ticked Too 1976)
NMMでタージ・マハールを知る。リアルタイムではエヴォリューションだが、ミュージック・フ・ヤかこのアルバムが好き。今回はミシシッピ・ジョン・ハートの最高のカバーを。

7.Bob and Marcia / To Be Young Gifted and Black (Greatest Original Reggae Hits 1970)
レゲエを知るのもNMMだったが、同級生でとてもギターがうまかったS君宅でボブ・マーレイを聴かせてもらったのが初めてだった。この曲は奇しくも中村とうよう氏の編纂アルバムより。私がこの年初めて買ったレゲエのレコードだった。

● 友人たち
8.Larry Carlton / Easy Evel (Singing/Playing 1977)
先輩達とブルースバンドをやりつつ、学校では文化祭用にクロスオーバー系のバンドに参加。リーダーのギタリストのY君はリー・リトナーやこのラリー・カールトンのルーム335が好きだったようだが、私は断然スタッフやクルセイダーズが好きだった。が、このカールトンはよく聴いた。ギターは絶品。リズムボックスがJ.J.ケイル風味なのもとてもグッとくる。

9.J.J. Cale / Sensitive Kind (5 1979)
さて、そのケイルを。友人達の間ではやはりエリック・クラプトンが人気で翌年の1980年頃だったと思うが、私も連れられて観に行った。何曲かのケイルのカバーは好きだったのだが、やはり本人は全く次元が違う気がした。金太郎飴とも評されるケイルだが、とんでもない。アルバムは刻々と変化している。よく聴いたほうがいい。

※ 休憩の10インチ
沖縄民謡集 A面

● リアルタイムもろもろ
10.Bruce Cockburn / After the Rain (Dancing in the Dragon's Jaw 1979)
FMでブルース・コバーンを知る。多分この曲が私の最初のコバーン。これより前の方が好みだが、このクロスオーバー風味はとても印象に残っている。この頃リアルタイムで好きになったものは、多少のちにいちゃもんがあったとしても、抗うことが出来ないのだ。


11.Lewis Furey / Song for Lorca (The Sky is Falling 1979)
再発ラインアップの広告でフューレイの名を知る。しばらくして最新盤が中古で安く出ていて購入。ルー・リードのベルリンにも似た雰囲気がとても印象的だった。しょっちゅうでは無いが、気になって定期的に聴くアルバムの一つ。


12.Little Feat / Perfect Imperfection (Down on the Farm 1979)
前年に来日コンサートを観てノックアウトされてリトル・フィートだが、ローウェル・ジョージが死んでしまった。音楽家がドラッグで命を落としたのをリアルタイムで知ったのはこれが初めてだったと思う。ましてや、コンサートで観ているのだ。大ショックのまま、新譜を発売すぐに購入。悲しい出来だが、残ったメンバーは精一杯だ。これはポール・バレルの佳曲。


13.Carla Bley / Why (Escalater Over the Hill 1971)
この頃女性ヴォーカリストといえば、リンダ・ロンシュタットが人気だった。そのロンシュタットの若き日の最高の歌唱はこれ。

● プレゼント・レコード
14. Olivia Newton-John / Love Song (Let Me Be There 1971)
リンダと言えば片方ではオリヴィアという時代だったか。同じく'71年のオリヴィア・ニュートン-ジョンでレスリー・ダンカンのカバーを。

⚫ リアルタイム続き
15.Frank Zappa / I Have Been in You (Sheik Yerbouti 1979)
ザッパを聴き始めたのもこの頃。今回はリアルタイムのザッパドゥーワップを。痺れる。

● 異国から
16.Mammane Sani / Salamatu (Et Son Orgue 1979)
'79年にカセットで発売されたニジェールのオルガン奏者のアルバム。アナログ盤は2000年代に発売。こんなことをやっていた奴がいたことの驚きとともにもうずっと聴いていたい音なのだ。

● 〆の一曲
17.Marianne Faithfull / Broken English (Broken English 1979)
私にとってのマリアンヌ・フェイスフルはここからなのだ。


次回は第六夜で新春特別企画1970年代です。1月4日阿佐ヶ谷ソウル玉トウキョウ、19:30より。ゲストに岡田拓郎さんを迎えます。



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