03 October

日田彦山線〜久大本線〜鹿児島本線〜長崎本線

　帰りのチケットが新幹線のオープンだったので、スケジュールも空いている事だし、佐賀まで足を伸ばし、祖母の顔を見てかえる事にした。11:00少し前に宝珠山小劇場近くの日田彦山線、大行司駅を出発。山あいを一両で走るローカル線はくねくねしながらも20分弱で久大本線、夜明駅に到着。しかしここで乗り継ぎ待ちは50分程。下の売店で煙草を買い、駅のベンチでぼーっとする。駅下の街道はそこそこ交通料も多いが、その向こうは大きな川（ダム湖）が広がり、駅反対側は山あいの村、というロケーションだが、案外飽きない。『秘境駅に行こう』という本で、はじめて知った「駅ノート」もあったが、まあ一部を除いて子供の落書き帳。だが、きちんと管理されている方がいるようで、何年か分をコピーしてファイルにしてあった。


　久留米までは、久大本線で小一時間。この線は何度か乗車した事はあるが、ときおり趣のある駅舎も見える。うとうとしたりして、久留米に到着。そういえば、私が住んでいる東村山市の隣に東久留米市という所があるが、おそらく村か町から市になったとき、福岡の久留米市との差別化で東久留米になったのだとは思うが、ここ久留米市の方々はそういうのをどう思うのだろうか。って東村山市も同じか、と思ったが、山形県村山市は東村山の北だな。まあ、いい、暇な時にでも調べてみよう。
　ラーメンでも食べたかったのだが、乗り継ぎ時間は15分程なので、そのまま鳥栖にむかう。快速は駅をひとつとばして、次駅鳥栖まで10分もかからない。良く考えたらここを通るのは久しぶりでほぼ駅前には鳥栖スタジアム。ホーム上の駅蕎麦にそそられたが、我慢して、特急「かもめ」を待つ。程なく入線。JR九州の特急は（好みは別にして）内装は割と凝っている。この「かもめ」もシートは心地よく、今朝朝食で9時に起こされたのですぐ眠りそうになる。が、乗り越す危険があるので、煙草を吸ったりしていると、肥前鹿島駅に到着。だが、大行司駅から近いようで結局三時間弱。
　久しぶりの叔母とちゃんぽんを食べ、元気な祖母に会った。