Complete text -- "野球中継レイテンシー問題"

22 October

野球中継レイテンシー問題



 さて帰宅後、テレビにて日本シリーズ観戦。民放での中継だったので、テレビは消音しNHK-AMをつける。解説は大島氏なので、静かな、とは言え無いが、ときおり良い事は言っている。何よりもNHK-AMのリミッターの具合はやはり落ち着く。
 ところが、すぐにおかしな事に気が付く。テレビの画面があきらかに遅いのだ。ボールがバットにが当たる音やミットにおさまる音が感覚にして0.5秒近く遅い。ラジオのアナウンサーはテレビよりも遥かに多くの情報を処理しなければならないので、緩急が激しい。今日、中日の川上はさすがのピッチングだったが、そうなってくるとアナウンサーも力が入り、早口になる。中盤、西武のカブレラを三振にしとめた時だったか、「スットライク、空振りの三振!」と少しエキサイトして中継していたのだが、画面ではまだカブレラのバットが出るかで無いか、なのだ。
 おそらく、デジタル回線を経由してアナログ地上波で放送という事が少し遅れる原因だとは思うのだが、時々画面の右上にはLIVEの文字が出るのだ。テレビ、ラジオ全ての放送がこの少し遅いタイミングなら、LIVEでも良いと思うが、川上のボールがホームベース上に届く前にラジオではその変化球を告げている。
 まあ、素直にテレビだけ観ていれば良いのだが、何だか騙されている気がした。


23:55:35 | skri | | TrackBacks
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