Complete text -- "ヒュー・トレイシー・シリーズとSUNNY ADE"

04 December

ヒュー・トレイシー・シリーズとSUNNY ADE


 この二日間、ヒュー・トレイシー・シリーズのZAMBIA編とSUNNY ADE/Dr.Sehindemiをくり返してばかりいる。とくにZAMBIA編は相当のハードリピート。カリンバ、カルンブの音も気持ち良いが、歌も素晴らしい。このヒュー・トレイシー・シリーズ(全部聴いた訳では無いが)、フィ−ルド録音なので、資料的価値優先で敬遠する方も多いかも知れないが、心配にあらず。音は'40〜'50年代とは思えぬクリアーさ、そして何よりポップなのだ。編集、マスタリングのSWP RECORDSの仕事も賞賛に値。一方のSUNNY ADEは聴きくり返すにつれマスタリングへの不満も少し出てくるが、盤起こしでは仕方が無いか。ディスコグラフィーでも未確認の音源があるのだが、データは全く無し。内容はもちろん素晴らしいが、それ以外はかなり不親切。ジャケットのADEの写真はおそらく当時のものでは無く、後ろに写っているアコースティック・ギターは'90年代韓国製であろうエピフォンでメーカーロゴは消してある。ただプラケースは角が丸みを帯びたあまりお目にかからないものだ。カタログによるとこのシリ−ズ、他にあと三枚ある。聴いてみたい。
 
 織田作之助はすごく良い。いっぺんでファンになってしまった。

23:00:00 | skri | | TrackBacks
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