Archive for May 2020

31 May

5月末日


 5月も末日、なんとなく日常が戻ってきたような気になってしまうが、そんな事はない。が、今日少しの買い物の際にマスクを忘れていた。

 archiveからの方、今月の残りは以下。
 
 5/18 Hope & McCullers 音源4
 5/17 映画 河童の女
 5/16 Hope & McCullers 音源3
 5/11 Hope & McCullers 音源2
 5/5 Hope & McCullers 音源
 5/4 5/17
 5/3 Captain Beefheart
 5/1 Soundcloud


23:56:00 | skri | No comments | TrackBacks

26 May

種苗法改正案考察


 アベノマスクがようやく届いた。まだ開けてはいない。

 このコロナ禍で当初はSNSもそれなりに覗いてはいたが、もう自分がアップする時以外は開けなくなったし、開けても画面はあまりスクロールしなくなった。ただそれくらいでも世間の情報は伝わってくるわけで、ちょっと検索してみるとものすごい情報で、結構疲れる。世間を騒がせているような法案の理解などは瞬時にできるものでは無い。

 とは言え、黒川氏の件はさほど難しくは無い。口頭による閣議決定と言うのも酷い話だが、100歩譲って、年金支給年齢を考えれば、定年65歳まではまだわかる。しかし、その後の3年延長の可能性というのはとんでもない。既に恣意的では無いか。しかし、周知の通りとんでもないオチがつき、この法案は廃案という話も聞くが、であれば、最初から黒川ありきで明らかなことに感じるが、もう少し体面くらいは繕えよ、と言いたくもなる。オチがついた、と書いてしまったが、その処分についてはまだオチはついていないか。どうなることやら。
 だが、佐藤栄佐久元福島県知事、村木厚子氏の冤罪、陸山会等の検察のやり方は酷く、検察OBも今回声を上げ、いきなり正義派ぶっているのも如何なものか。だったら、モリカケや河井夫妻をさっさとやれ、と言いたくなる。

 種苗法改正案。これは難しい。昨日から色々読んで見たが、2日かかってしまった。ツイッターでタレントが反対の意を表明し話題になったようだが、反対派多数はオーガニックと反モンサントというキーワードが根底にある。(JAが反対見直しを言っているのはまた別の理由)これは些か考えが飛躍しすぎているように思える。数字も段々盛られてきて、モンサント含め世界の種苗会社のシェアが6割と言っているものや7割から8割弱なんていうのも見かけた。正確には野菜種苗でいえば、上位3社で5割、4社目を入れると6割弱。そして日本の2社で1割。もちろん全ての種苗で言えばもっと数値は変わるだろうが、果たして8割弱までになるのかはわからない。だが、反対意見の以下の最初の項目はかなり根幹に対する疑問を提示していて驚いた。

  種苗法改正・賛成派の意見を考察し、見解を述べる -農家と国内開発者の共生-

 それでも、グローバリズムやTPPを絡めるのは強引に感じなくも無い。

 賛成とは言っていないが、反対派の多数の意見を論破しているのが、下記。

 「種苗法改正案」に関する誤解を解いておきたい

 一農家さんの意見で、あくまでも自身のやり方からの視線だが、安易な反対については納得させる。問題はこの方のように農業を営んでいない方も少なからずいる訳で、その辺りは先の反対意見にも記されている。
 ただ、自分達への食の安全を考えると(私は全くオーガニック志向ではない)この農家さんの意見は真っ当だ。
 
 いわゆるブランドになるF1品種なるものも今回初めて知った。これは種は常に買わなくてはいけない。自家採取だと品質が保てず、海賊版を作ってしまう可能性が高いからで、そこに著作権というものがある訳だ。となって来ると、知的財産権という俄然音楽にも当てはめやすくなって来る訳だが、種は本来は自然のもの、種は誰のものか?という考えまでに及んで来る。

 それでも強引に音楽に結びつけると種はリズム、ビートそして和音ということになるだろう。ロックンロールやニューオリンズ、レゲエ、8ビートは言うに及ばず、細かく言うと、プグリエーセのジュンバやフェラクティのアフロビートさえも種だ。これらには著作権は無い。もちろん発明だが、人類の財産だ。和音も人間の心に作用する音が選び抜かれている。だが、それらを使った音楽にも嫌いなもの(と言うか、そう言うものは受け付けないからほとんど聞かないのだが)は少ないとは言い切れない。う〜む、音楽に当てはめるとここまでか。
 書きながらちょっと酔っ払ってきたが、音楽には神が居る。が、種子はそれ自体が神なのだろう、ということで、今日はやめておこう。


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