Complete text -- "輸入CD"

03 May

輸入CD


 この数日、著作権法改定による輸入CD規制の件で高橋健太郎さんをはじめ数名の方からメールをいただいている。もちろん反対。だが、還流盤だけではなく輸入CDの規制が仮にあったとしても、それに対してはさほど危機感はない。聴きたいものはどうにかしても聴けるであろう、という甘い考えだが、TOWERとかHMVとか出来る前は足と運で自分の好きな音を探してきたわけだし、輸入盤文化ってのはそういうもんだったな、という気もするのだ。もちろんそんなことで価格が上がるには、たしかに好ましくない。が、だったらもっとCD買えよ、と言われても、そんなに欲しいものもそうはない。それから、日本の音楽文化の衰退につながる、という意見もあるが、こんなことでは衰退はしないし、衰退するのなら、ただそれくらいのものだった、ということだ。音楽産業の衰退にはつながるかも知れんが。
 ただ、政治家や役人と日本レコード協会がこれを決めると言うのが、気に入らないのだ。これは一体、誰かのものなのか。

 明日、この件についてシンポジウムがあるのだが、ライヴなので残念ながら足は運べない。

23:00:00 | skri | | TrackBacks
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