Complete text -- "TANGO SPIRIT 3 後記"
14 October
TANGO SPIRIT 3 後記
先日のTANGO SPIRIT 3、ステージ袖に無造作に置かれたフライヤーとポスターは先日アップしたものと微妙に違っていた。(画像は[more...]へ)訳は書かないが(聞いた事のあるよくある理由)本当にこういう事があるのだな、と少し驚いた次第。
それにしても、マリア・グラーニャさんは本当に素晴らしいステージで、私はステージ袖で観ていたのだが、年の割には驚く程の貫禄というかオーラというか、存在感で登場と同時にステージは一気に持って行かれる。が、決して力わざでは無い。むしろ、圧倒感の割に声はじわじわしみわたってくる。そしてときどきやたら可愛い声にも聞こえ、ぞくっとした。
グラーニャさんと対照的にオスバルド・ベリンジェリさんは頑固な職人気質にも見えるが、プレイは奔放な部分も多くスリリング。ピアノの音はとても綺麗に太いが、何と軽やかに弾いている事か。そして、それは決して名人芸という言い方では無く、現役の最高の技、と言う事だ。
23:53:35 |
skri |
|
TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
トラックバック
トラックバックURL