Complete text -- "野球雑記"
02 November
野球雑記
今日ばかりは、にわか野球評論家になっている輩も多いであろう。かく言う私もその一人だ。
今年はセ・パ両リーグともクライマックス・シリーズがあり、その頃は割と家にいる事が多かったので、見られる限りはテレビ観戦をしていた。が、日本シリーズに入ってから、まともに観たのは第一戦と中日が優勝を決めた第五戦のみだった。
第一戦のダルビッシュは本当に凄かった。神がかっていた。川上もホームランを浴びながらも被2安打のみ、と素晴らしかった。が、神を味方につけたダルビッシュが勝った。その後、第二戦〜第四戦リアルタイムでは観戦出来ず(第三戦のみライヴ前に中目黒の居酒屋で少し見る事ができた。中日が8,9点目を入れた時だった)後から、ネット上で詳細を見ただけだ。
そして、第五戦。ダルビッシュはさすがだったが、神がかってはいなかった。逆に中日の山井は最初から本当に素晴らしかった。4〜5回あたりで1点勝負の様相が強く感じられた。結果、岩瀬が押さえで9回を投げたが、2投手での完全試合。ダルビッシュだって被安打4〜5ぐらいの素晴らしい試合。
それはふまえて、幾つか感じたこと。
●前述のような試合観戦ぶりだが、スポーツ新聞のデータを観る限り、日本ハムの1〜3番を完全におさえてられていた。そのデータに裏付けされたリード面において谷繁の活躍は素晴らしかったように思える。が、MVPはおろか優秀選手にも選ばれていなかった。もちろん、中村紀は打率5割でしかも勝負強かったので、異存はないのだが。
●私はNHK-BSで観ていたのだが、民放かその後のニュースでは、野村楽天監督が好投山井の交代に対して、「10人監督がいたら、その10人ともここでの交代はない」とかなんとか言ったらしい。セ・パ12球団、日本シリーズに出られなかった監督10人がそうなのだろう。
●9回の日本ハムの攻撃。金子はまだあたっている方なので、順当だが、その後の代打はなぜ高橋信二だったのか?ハムの将来、という意味で最後の小谷野は納得がいくが、金子の後の代打で田中幸を観たかったのが、正直なところ。
私はどちらかと言われれば中日贔屓なのだが、「巨人の星」世代なので、仕方がない。以下理由。
●「巨人の星」では悪役である中日。当時の少年に、これは気にならない訳はない。
●70年代中ば、読売のV10を阻止したのが、中日だった。物心ついてからプロ野球といえば読売だったので、なんだかわくわくした。ちなみに長嶋が引退した年。(長嶋の引退試合は中日の優勝が決まってからだった。なので、その試合中日は主力を温存。そのため読売に一方的なスコアで長嶋引退試合を飾った記憶がある)
●星野仙一氏と誕生日が同じ。(笑)
とにかく、中日の日本一は53年ぶりとの事。おめでとう。
04:01:34 |
skri |
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