Archive for July 2004

27 July

ミュージック・マガジン


 歯医者の帰りに本屋に寄ってみた。最近の日本の小説でも読んでみようかと思ったものの、手にとったのはジョイスのフィネガンズ・ウェイクの抄訳の新刊。さて、冒頭のriverrunは、と頁をめくるが、前書き長し。結局、抄訳かと思い、買わなかった。いつかは読みたいものだが、いつになる事か。その後、久しぶりにミュージック・マガジンをパラパラと立ち読み。おっ、松永さん発見。そして、クリスティーナ・ブランコの名を見つける。半月程前FMで聴いて、気になったのだが名前を失念していたので、奥歯に挟まっていた物が取れた感じ(歯医者の帰りだが)。折角なので、買って店を出るが、いつの間に600円。ヨーカ堂のCD屋にはやはりクリスティーナ・ブランコは無く、帰宅後、4年程前に出たDulce Pontesを聴く。暑いがなんだか涼しい気にもなる。調子に乗って10年程前のPaulo Bragancaも聴いてみるが、これは甘いし軽いかな。そしてCarlos Paredes『Guitarrra Portuguesa』、私が持っているCDはElectra/Nonesuch盤だが、オリジナルは'69年の録音。久しぶりに聴いたが、こりゃ凄い。収録時間が短い所為もあるが、勢い剰ってハードリピート。買ってきたミュージック・マガジンをめくってみる。さかなトリビュートのCD評があった。誉めてくれるのはうれしいが、"Lonsome String featuring 朝日実穂"となっている。 正しいのはfeaturingのみ。情けない。

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26 July

最近読んだ本



●山田風太郎「戦中派不戦日記」

 3ヶ月程前に1/3程読んでおいてあったのだが、再び手に取ると、あっという間に読んでしまった。若者ならではの心の移り変わりが冷静に時に熱く綴られているのだが、さすがに文章うまいな。


●牛山隆信「もっと秘境駅へ行こう!」

 「秘境駅に行こう!」の続編。バカだなあ、と思いつつ惹かれますよ、当然。


●内田百けん「うつつにぞ見る」

 ちくま文庫で百鬼園先生の集成が刊行中だが、出たばかりのこの1冊はほとんど読んでいない短編ばかり。しかし、ちくま文庫読みやすし。おそらく生涯読み続ける作家であろうから、買い直すか。


●司馬遼太郎「最後の将軍」

 徳川慶喜の後日談を知りたかったのだが、そのあたりは食い足りず。300頁弱では仕方ないか。しかし時にタイムマシンに乗り回っているかのような司馬遼の語り口はさすがにテンポよし。

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04 July

(無題)


 やっと休み。久しぶりの読書は百鬼園先生。

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