16 May

EPIPHONE


 久しぶりにエピフォンのドレッドノートを使用。於、四谷三丁目CON TON TON VIVO。

 

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16 November

Dutch Boy 2



 Sommer SC-SPIRIT LLXもダッチボーイにしてみた。プラグは以前と同じ日の出光機。前のハンダはアルファのヴィンテージで1950年代のものだった。
 正直然程変わらなかった。音が少し近くなったが、低音弦の倍音の出方は前の方が好きだったかも、という程度だ。
 ハンダでもちろん音は少し変わるが、それよりもハンダ付けの技術の方が大事なことであろう。

 先の西ドイツ製ケーブルはずいぶん前に作ったものだから、おそらくハンダは今でも持っている日本アルミットKR-19だろう。これは確かに感心しないもので、しかも結構なイモハンダだったので、改善されるのは納得の結果だったのだ。


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14 November

Dutch Boy



 先週はレッスンやライブが続いていたが、今週は暇。ということで、機材周りのメンテナンスを少しずつやることにする。まずはケーブル類の整理。ギターに使っているケーブルはだいたい決まっているが、自宅でのみ使うものの中には、もう何年も音を出していないものもある。大分前に使わないものは処分したのだが、一つだけ謎のケーブルがあり処分せずにおいた。MONITOR INSTRUMENT CABLE PROFI LINE MADE IN WEST GERMANYと被膜の印字。少なくとも32年以上は前のものだ。久しぶりに試したのだが、これが音が小さい、倍音も豊かではない。かといって痩せている訳ではなく、低音の素朴さは最近のケーブルにはない魅力もある。
 先日、ダッチボーイ青のヴィンテージをいただいたので、ハンダを付け替えてみることにした。プラグは元からついていたスイッチクラフトの普通のもので片側はL字のものだ。

 正直、ハンダとかケーブルとかコンデンサとかあまり気にしていないのだが、数年前にフェンダージャパンのジャズマスター(JVシリアル)を組み直した時に、配線材をレンツ、ハンダをアルファ(共にヴィンテージ)と試してみた。その頃は今ほど手に入りづらくも、高価でもなく、まあ千円~二千円奮発する程度だ。それでもかなり変わった。生々しくなったのだ。フェンダージャパンのオリジナルピックアップでリード線まで変えたのだが、驚きの効果だった。
 それ以来ハンダはアルファのヴィンテージを使っているのだが、今回は初のダッチボーイとなる。

 これが、驚いた。最近よく使っているSommer SC-SPIRIT LLXとほぼ同じ音量。倍音の好みはSommerだが、この枯れた感じは最近のケーブルではなかなか味わえないものだ。
 しばらく使ってみて、プラグを日の出かG&Hかノイトリックのゴールドに変えてみるという欲も出る。

 しかしながら、ハンダの質もあるが、私のハンダづけの技術も多分相当上がったのだろうと自負している。そしてハンダづけの鉄則、追いハンダは絶対にNGだ。
 
 必要ないのに違うケーブルを作りたくもなってきた。



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30 December

今年の買い物


 今年の機材関係の購入で一番グッときたのは、ここのステップアップトランス、agut-01。

 アテネ電機

 とにかくしっかりと音を出すのに貢献してくれます。ちょっと重いけど、おすすめです。

 あとゴッサムのギターケーブル(GAC-1 ultra Pro)と日の出光機製作所のプラグ、これもよかったな。

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07 November

Stratocaster


 ストラトキャスター。一応持っているのだが、私のものではなく、長い間旧友に借りているものだ。近くに住んでいる友なので、いつでも返すことが出来る状況だが、会ったのは昨年末でこのギターはもう10年くらいはうちにある。ライヴではあまり使うことがないが(スーマーとやり始めた頃はいろいろ試していて、このギターの出番もあった)、どのような状況かわからないスタジオセッションでは一応持っていく。ストラトキャスターの音がエレキギター一般的は音という意味ではパーセンテージが高いから、とも言えるし、無難であるというか「その音色じゃない」と言われることはテレキャスターやジャガーに比べればはるかに少ない。

 数日前に久しぶりにアンプから音を出したのだが、センター・ピックアップの具合が悪い。レベルがかなり下がって、位相も悪い。一応音は出ているが、嫌な予感的中。取り外してテスターで測ったところ、抵抗0。コイル断線である。センターのみはあまり使わないし、ハーフトーン(リア+センター、フロント+センター)も好き好んで使わないので、センターは無くても構わないのだが、使っていないテレキャスターのフロント・ピックアップがあったので試しにつけてみたら、これが好み。トーンを絞るとこれまた絶妙でしばらくこれにしてみようと、きちんとマウントすることにした。ところがこれがなかなか難しい。ストラトキャスターのアッセンブリーとテレキャスターのフロントピックアップをよく知る方なら、想像に難くないだろう。とりあえず、写真のようにうまく収まった。

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 弦高は少し低めだったが、その調整もしないままなんとなくスライドバーを使って弾いてみた。えっ。なんて弾きやすいのだ。今まで考えたこともなかったが、ライ・クーダーもローウェル・ジョージもボニー・レイットもソニー・ランドルスも改造はあれどストラトシェイプだ。で最近よく聴くブレイク・ミルズもYoutubeでみてみるとクーダーばりの改造ストラト。スライドギタリストのエレキというとデュエイン・オールマン、アール・フッカー、デレク・トラックスらはギブソン系だが、フェンダーでスライドというとやはりストラトなのだ。この低音側の角とボディコンターの所為であろう。テレキャスターよりもはるかにコントロールがしやすくスライドにフィットし、そしてサスティンが補ってくれる。なんでこんなことにいままで気がつかなかったのだ。おまけにカポタストのスライドプレイまで、見事にやりやすい。驚きだった。

 実はストラトキャスターの低音弦の音はあまり好きではない。というかテレキャスターやジャガーやジャズマスターや他のギターの方が魅力があると思っている節がある。ピックアップの高さをあまり追い込んでいない所為のなきにしもあらずだろう。もちろん個体差も著しいことはもちろんだ。(このストラトはフェンダージャパン最初期の1982~83年製でかなりよく出来ている)ただ、今回テレキャスターのフロントをマウントしたことでいろいろ想像できた。この低音弦(巻弦)の感じはゴールドフォイルがかなりマッチするであろうことに確信が持てた。さすがのライ・クーダーである。ただその改造はほんの少しボディを加工することになってしまうが、持ち主は何と言うか。そして一般的なストラトの音からは離れてしまうことになるのだが、果たして。



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