Archive for November 2020

30 November

レコード千夜一夜 第六夜 1970年代 プレイリスト


2019年1月4日、桜井芳樹のレコード千夜一夜 - 第六夜 のプレイリストです。


桜井芳樹のレコード千夜一夜 - 第六夜 1970年代の音楽 ゲスト)岡田拓郎

1. Marion Brown / Maimoun (Vista 1975)
高校時代に通った金町のジャズ喫茶Jazz38で初めて聴いた。アルバイトの大学生らしきお兄さんは当時流行りのクロスオーバーをよくかけていたが、もう一人のバイトのお姉さんは少しシックなものが多かった。
今でもとてもよく聴くアルバム。                

2. Rance Allen Group / We’re The Salt The Earth (Brothers 1973)
高校から大学にかけて参加したブルースバンドのひと周り年上のドラマー高野さんに借りたレコード。ポップだが力む。神がそうさせるのだ。

3. Butterfield Blues Band / Play On (Sometimes I Just Feel Like Smilin’ 1971)
2ビートゴスペルから細分化したビートのアレンジの結果。ミックスの謎はまたいつか。

4. Great Speckled Bird / Love What You’re Doing Child (Great Speckled Bird 1969)
覚えていないが、実は初めて観たコンサート。そう1970大阪万博だ。ディラン以前の歌唱法と革新的カントリーロック。

5. Jack Bruce / Theme For an Imaginary Western (At His Best 1970’s)
ベスト盤の薦め。リマスタリングの妙。名曲です。

● 岡田拓郎コーナー
6. Michael Bloomfield / Peepin’an A-Moanin’ Blues (Analine 1977)

7. Karen Dalton / Something On Your Mind (In My Own Time 1971)

8. Fabulous Rhinestones/ Easy As You Make It (Fabulous Rhinestones 1972)

9. Ornette Coleman / What Reason Could I Give (Science Fiction 1972)

10. Archimades Badker / Efter Regnet (Archimades Badker II 1976)

11. Night Lands/ Only You Know (I Can Feel The Night Around Me 2017)

12. Doobie Brothers / What a Fool Believes (Minute by Minute 1978)

13. Robert Byrne / Blame It On the Night (Blame It On the Night 1979)

14. Bruce Langhorne / Three Teeth (The Hired Hand 1971,2012)


● 再び桜井芳樹
15. Chris Darrow / We Don’t Talk of Lovin’ Anymore (Chris Darrow 1973)
おっと、ラングホーンからJohn FaheyそしてChris Darrowに繋がったな。リンドリーになれなかった男。いや、なる必要はないが。

16. Freddie Roulette/ Smoked Fish (Sweet Funky Steel 1973)
最高のギタリスト!

17. Osvaldo Pugliese / La Beba (Collection de Tango Immortal 1972)
この日のプレゼントレコード。二枚持っているのだ。内容はもちろん言うことなし。

18. Buenos Ares 8 / La Muerte Del Angel (Buenos Aires Hora 0 1971)
タンゴつながり。ピアソラをアカペラで。

19. Victor Jara / El Derecho De Vivir En Paz (Victor Jara Volume 2 1971)
最後は名曲、名唱で〆。


次回は第九夜で新春特別企画です。2021年1月6日阿佐ヶ谷ソウル玉トウキョウ、19:00より。ゲストに三度三年目、岡田拓郎さんを迎えます。


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29 November

デトックス


 先週週末から4日間、急遽華村灰太郎カルテットの関西方面の旅に参加した。ベースの今福さんが入院欠場での助っ人である。楽しみにしていた飲み会やリモートレッスン等の予定はあったのだが、灰太郎カルテットのレコ発ツアー、一応第五のメンバーとも言われる私が加勢したいと思ったのは当然のことだった。

 車移動で朝新宿に集合だったが、一日で大阪までの移動はもうなかなかにしんどい。もちろんライヴ中はそんなことは感じていないが、終演後数杯酒を飲むとすぐに眠ってしまうのだ。

 二日目の昼、高岡くんのおすすめのお好み焼き店に行った。酒屋の角打ちが鉄板焼き屋になった感じの店で、刺身も旨い。なかでも赤貝は絶品でついつい食べ過ぎ、牡蠣の鉄板焼きも食べ過ぎた。前晩はよく眠ったのだが、それまでの疲れもあったのだろう、赤貝と牡蠣、強いものに負けたのだ。食当たりというほどではなく、これは迎え入れる自分の所為だ。会場に着いた時の体温は36.5度。問題はないが自分の平熱としては高い。体が少しだるいのでサウンドチェックはそこそこにホテルにチェックイン。もともとツインに二人の予定だったが、シングルを取り回復を待つ。チェックイン時は36.2度だったので少し安心して、ホテル向かいの大型スーパーに行き、重曹、クエン酸、シナモンスティックを購入。部屋に戻り小さじ一杯づつの重曹とクエン酸を飲み、シナモンスティックを加えて横になり、ぎりぎりの時間に会場に着いた。ライヴはつつがなくと言うか、いつも通りの面白さですぐに時は過ぎたが、アンコールは私がやったことがない曲だった。いつもであればそれでも参加するのだが、その日はその集中力は無いと判断して、ステージ袖から観ていた。

 軽く打ち上げて、宿に戻る。新たにシングルの部屋をとったので、GO TO トラベルの対象となり、宿泊代金もかなり割り引かれ、おまけに1,000円分のクーポンもついてくる。(クーポンをいれるとほぼ半額だ)自分には何も関係がない政府の対策だと思っていたが、こんなところで関わることとなった。GO TO トラベルには反対の立場だが、長いものに巻かれてしまった。と言うわけで、翌日、京都祇園で京漬物にクーポンを使わせてもらった。

 その後、旅の間は緩やかにデトックスは続き、結局あまり飲めなかったのだが、まあこれくらいが良いのだろうな、と思った次第。とりあえず貝と牡蠣は一週間ほどは我慢することにした。



02:16:33 | skri | No comments | TrackBacks

28 November

2020年 12月ライヴ・スケジュール


 今のところ時間変更、中止延期はありません。


 12/5(土)KOTEKITAI+リュウセイオー龍 東京 西早稲田 東京キリスト教会館


 12/9(水)華村灰太郎リベンジ生誕祭 東京 高円寺 Show Boat


 12/11(金)Hope & McCullers 東京 阿佐ヶ谷 SOUL玉Tokyo


 12/14(月)Dead Man's Liquor 東京 阿佐ヶ谷 SOUL玉Tokyo


 12/29(火)シカラムータ 東京 吉祥寺 Star Pine's Cafe


 詳しくはblocにて。よろしくお願いします。



23:50:00 | skri | No comments | TrackBacks

12 November

レコード千夜一夜


 まだ年内ライヴも予定されていますが、来年新春、久しぶりにレコード千夜一夜を開催します。

 1/6(水)桜井芳樹のレコード千夜一夜 第九夜 東京 阿佐ヶ谷 SOUL玉Tokyo

 一年ぶりです。そして今回も岡田拓郎さんをゲストに迎えます。19:00より、チャージ1,200円です。

 昨年と一昨年、ここ数回のプレイリストを近々載せておきます。


23:08:32 | skri | No comments | TrackBacks

08 November

Charley Patton情報


 チャーリー・パットン、レコードも二枚持っているが、やはりこのセットが一押しである。

 https://revenantrecords.com/musics/products/screamin-and-hollerin-the-blues/

 が、今年の春だったか、CDを取り出す際に中央のゴムのストッパーが少し劣化していて、CDと張り付いてしまっていた。回せばいいのか、と思った瞬間、嫌な予感があたりヒビが入って割れていた。しかもお気に入りのDisk 2だ。

 このボックスセット、未発表の別テイクがDisk 2と3で4曲ほど入っているが、これがマイナストラック。一曲目より前に入っており、再生は一曲目から巻き戻さなければならない。ところが現在使っているCDプレイヤーではそれが出来ず(このteacのプレイヤーはかなり好みだが、その話はまた今度)どうしたものか、と思っていたのだ。しかも代表曲である I shall not be moved はこの別テイクが本当に素晴らしく、正規テイクとは全く別の味わいだ。

 もちろん、パットン全曲集はいろいろ手に入るのだが、なんと下記のセットが先のボックスと同じ曲順でマイナストラックなしで一曲目から聴ける。

 https://www.amazon.co.jp/dp/B00006BIO0/ref=ntt_mus_ep_dpi_1

 5枚組だが、REVENANT7枚組の6枚目はパットン周辺とその影響。7枚目はインタビュー、なのでこの5枚組はパットンと彼に関わった人物の音源のコンプリートで文字情報の資料と言う点ではREVENANT盤に劣るのは仕方がないが、聴くだけならこれ以上のものはない。しかも安価で手に入る。先に述べたCDプレイヤーの件もあるし、本当にお勧めする。


01:46:51 | skri | No comments | TrackBacks