Archive for September 2020

20 September

ケーブル2


 なんで気がつかなかったか、BELDEN8428をアコースティックギター用のステレオケーブルに改造してみたのだが、とても良い。ステレオと言ってもギターの二種のピックアップをステレオケーブルでプリアンプにつなぎ、それぞれをパラレルで出してミキサーでバランスをとってアンプに、というもう何十年も変わっていないセッティングだ。プリアンプを変えてミキサーと一体化のものにしようかとも思ってはいるのだが、現状でもそんなに不満はない。会場が大きめでPAの方がいる場合はDIを用意してもらうが、最近は機種も豊富でアヴァロンなんかもリクエストできるので、非常に助かる。
 とにかくこの8428はアコースティックギターにこそ良いな。問題はノイトリックの普通のステレオプラグではケーブルが太すぎて、組み立てがかなり難儀。

 明日21日は阿佐ヶ谷ソウル玉で華村灰太郎カルテットに参加。よろしくお願いします。


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15 September

ケーブル


 またギターケーブルを作ってしまった。サウンドハウスは2,000円以上の買い物で送料無料なので、数百円の必要なパーツのみでは割りが合わずつい2,000円に達するようにしてしまう。おそらくサウンドハウスの思う壺だ。いつもは金額合わせに弦を買うのだが、ストックはそれなりにあるので、今回はベルデン8428にしてみた。
 8428は昨年くらいから使い始めた。それまでは(というか今でも録音ではよく使うが)8412ベースのヌードケーブルを使っていたが、エフェクターを一切使わなくなったので、8428の方がエレキギター側でのコントロールが自分にとっては都合が良かったのだ。ただ、3mで作ってしまったので座って弾く時は問題ないが、立つとアンプのセッティングによっては、少し短い。かといって5mは通常ではあまり必要ない。ということで4mの8428を作りたかったのだ。このケーブルは太いのでプラグも吟味しなければならないが、今回はG&Hにした。そして表面のゴム質が割りと汚れやすいので被覆のチューブも換装した。そうケーブルはかなり汚れる。その点8412とかカナレは少しつるつるしているので、拭き掃除も楽ではある。
 方向性は持たせていない。ホットは一本でコールドとシールドはまとめてアース。この結線が自分にとってはやはり落ち着く。デュアルコアは濁るし、片側シールド浮かせはアースがしっかりしていれば不必要。ああ、試していないのはシールド浮かせのホットとコールドの結線だな。
 出来は上々。おそらく少しハンダ付けの技術も上がったのだろう。

 しかし作り終えて音を出して思ったのだが、ハイインピーダンスでレンジの狭いエレキギター、やはりホットとシールドの絶縁が優れているモガミ2524やカナレ、はたまたベルデン9395、まだ使ったことがないゴッサムの方が理にかなっているのではないか、とも思えてきた。が、その辺りはアンプとの兼ね合いもあるな。

 さてと古い8428はアコーステッィクギター用のステレオケーブルに改造しようと思うが、プラグとケーブルの太さが悩みどころ。

 明日16日はなってるハウスでデッドマンズ・リカー。早速作ったケーブルを使ってみるが、本番では如何に。


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