名古屋

　昨日24日名古屋TOKUZOにてシカラムータのライヴ。御来場の皆様、誠にありがとうございました。そして、アンコールの拍手の中で終電の新幹線に乗る為、会場を去らなければならなかったこと、深くお詫びします。

　帰りの車中、一緒に帰京したドラムスの外山明さんとも同意見だったのだが、やはり、本編終了してアンコールの拍手の中、ステージ上で楽器を片付け（他のメンバーは捌けている）客席を縫って退場する、と言うのは、予想出来た事ではあったが、後味は悪かった。

　幸い、知る限りお客さんは笑って送り出してくれたが、そう思っていなかった方もいるであろう。折角見に来たのに、あいつらアンコールで帰りやがった、と攻められても、事情があったにせよ、謝るしか無い。
　本編は充分やったから、問題ないとの判断の無くは無いが、形骸化されたアンコールは本編の様なのものでもある。仮にTOKUZOに裏口でもあって、人知れず去る事が出来れば、まだ良かったかも知れない。

　一応、言い訳がましく事情を書いておく。
　今回のシカラムータ名古屋公演は24日のみの来名だった。名古屋一本という事は、それだけで経費を全てまかなわなければならず（と言うか、この人数、黒字なら御の字であろう）基本、車もしくはバス移動、という事になった。私にとってはその移動手段の提案を知ったのが、ちょっと遅かった。逆にスケジュールが整理されて、都合がつき易かったメンバーもいると思うので、バンマスの大熊さんを責めている訳ではない。自分の25日のスケジュールを考えると、時間的には問題ないが、バス移動で朝の5時過ぎに東京に着くのはなかなかしんどい。この年末の休みが無い時期尚更だ。と言う訳で、終演時間を少し早める事を条件に、新幹線帰京と相成った。
　が、その決定が11月末だったので、開演時間はもう決まっていたであろう。なので、出来る限り速やかに進行してくれれば、と思っていたのだが、開演時丁度の時間は客足が遅く15分押し。しかし、一部本番中は予想よりさくさく進み時間は少し取り戻したか。二部も大熊さんはその辺りを気にしてか、インプロ部分は割とあっさり目で、正直面白い場面がばっさりと次の展開へ、と言う場面もあったが、それはそれで面白く、そんな感じで進行していた。もしかしたら、終盤で一曲カットかも、とも思っていたが、それはなく二部終了時に知らされた時間は21時25分だった。で、アンコールの拍手の中、ステージから捌けずに片付けていた、という事だ。

　片付けながら、近くのサウナかネットカフェと言う手も考えなくは無かったが、本編最後の曲で珍しく弦を切った。3〜4年ぶりくらいだ。なので、これは「帰れ」というメッセージだと勝手に解釈した。

　せめて15分程押さずに始まっていれば、と考えなくは無かった。もし15分遅れて来たお客さんに「帰りやがった」と責められては元も子も無い。が、朝の集合時20分程遅刻したのは私だった。なんだ、自分の所為じゃ無いか。申し訳ない。

　というシカラムータ、年内は29日、吉祥寺スターパインズカフェ。

　ちなみに、年内他のライヴは、
　28日　ロンサムストリングス　吉祥寺マンダラ2（前売予約まだ受けつけています）
　31日　酒井俊　新宿ピットイン（カウントダウンです）

　よろしくお願いします。