Archive for 06 December 2006

06 December

1975か76


 1975〜6年頃、中学生の私はよく図書館でレコードを借りていた。人気のあるビートルズ、ストーンズはいつも貸し出し中で、よく知らないものを片っ端から借りては聴いていた。当時はカセットテープもそんなに安価じゃなかったので、録音しなかったものも結構ある。

 そんな中の一枚が昨日夜更けに聴いていた「ジョン・マーク/友に捧げる唄」。マーク=アーモンドのジョン・マークのソロ。こんなの好きだったなんて、恥ずかしいが、一昨年だったかCD化されていたので、思わず買ってしまったのだ。久しぶりに聴き直したら、やはり恥ずかしい部分も多いが、いや、やっぱり好きだな。(笑)となりで、家内がほくそ笑んでいた。

 で、今日移動中に聴いていたのが「ジョニ・ミッチェル/夏草の誘い」。これも75年。(図書館に入っていたのは国内盤だったので、76年かも知れない。当時は国内盤発売まで随分時間がかかったのだ)こんなに良いアルバムだったのか、と何度も繰り返す。当時はこんな風に聴こえなかったはず。

 RCAブルースの古典やポール・ロブソン、デイヴ・メイソン、ハンブル・パイなんかはカセットのダビングして結構聴いていたが、ダビングしなかったものは、今になってみるとちょっと気になる。しかもタイトルも憶えていないものもおおいな。たとえば、ウィロン・ジェニングスとトム・ポール・グレイサーとウィリー・ネルソンが一緒にやっているアルバムとか、ドノヴァンの白いジャケットであぐらかいているやつとか、アルビン・リーがフランス人みたいな名前の人とだしたアコースティック路線のアルバム、キャット・スティーブンスやショーン・フィリップス(?髪の毛長い人)、エミルー・ハリスのエリートホテル、これは憶えてるな。まあ、等々。今、聴いてみたいやら、いまさらなぁ、という気が半々なのだ。

 でも仮に店頭で見つけて、ボーナストラック付きデラックスエディションで紙ジャケット(まあ紙ジャケはどうでも良いのだが、スペース的には◎)とかだと、惹かれるのは事実。なんだが、それがまた嫌なのだな。

23:57:20 | skri | No comments | TrackBacks