Complete text -- "3/28雑感"

28 March

3/28雑感

 幸い、と言うか、毎年の事だが、2月3月は忙しく無いことのほうが殆どだ。それにも増して、自分でも積極的にブッキングしなかった所為もあり、家から出かけることは少しの録音とスタジオレッスンのみで多くは無い。先月後半から少ないライヴの他は、録音がポツポツとで今月初旬まで、その後はもともと結構暇で、中旬のホープ&マッカラーズのライヴの後は原稿書き。数日前の〆切に滑り込みセーフ、で昨日はリハーサルで渋谷に行く。
 先月中旬くらいまでは、この状況を甘くみていた。自粛というと、東日本大震災の時を思い起こすからで、今回は訳が違う。感染症なのだ。その頃に比屋定篤子さんからメールが来て、このような状況ですが、5月に東京でライヴを考えていてロンサムストリングスと久しぶりにどうですか、ただちょっと悩んでますが、、、。という感じだったので、我々は仕事ですからやりましょう、と返信していたくらいだった。(もちろん、現時点では決定です)
 だけど、昨日の渋谷。人通りは金曜日の夜にしては少ないが、急いで雑踏を抜けることをいつもより気にしていたのだ。だいたいの人がそうだと思うが、感染症による外出自粛なんて経験したことがない。そして、今日のスタジオレッスンが全面的に中止になった。
 今月初旬くらいまでは、仕事だからな、とか、インフルエンザみたいなものだ、とか、些か蛮勇的になっていたことは反省しなければならない。が、私のような自営業は経済的に余裕がないことも原因だ。そんな折にレッスン生の一人から、教室中止の要請がきた。かなり気にされているのだあ、とは思いつつ、中止の決定は同じく自営業であるスタジオの権限なので、私はそれに従うだけだった。結局、そのレッスン生は今月は欠席し、本日は他のレッスン生も些か迷っている様子なので、スタジオに連絡して全面的に延期にしてもらった。
 ライヴは少なかったので、延期になったものは今のところ2本。来月も少なく3本だが、19日ロンサム・ストリングスで出演予定のフェスは自治体主催であるので、おそらく延期(まだ正式な連絡はない)。来週2日の華村灰太郎生誕祭はどうなるのか、まだ連絡はない。
 レッスン生の一人は今月初旬からテレワークになったのだが、一週間程でストレスを感じるようになったという。何時になっても仕事が終わらない、落ち着くはずの自宅で落ち着けない、自宅の机や椅子は仕事向きではなく肩こりを感じる、等々との事だ。そういう意味では、私はテレワークみたいなもので、何時になっても仕事が終わらないことはままあるし、終わったと思ったら夜中にメールが来て再び仕事に、なんて事は日常茶飯事で、身体はもう慣れ切っている。
 皆さん、本当に色々大変だと思う。症状が無くても陽性ということも少なくない。我々は既に感染していると思って行動した方が良い時期に突入したと感じるのだ。


23:31:00 | skri | | TrackBacks
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