Complete text -- "草月ホール"

22 September

草月ホール


 昨日は湯川潮音@草月ホール。ここでの演奏は個人的には5〜6年前の小松亮太君以来なのだが、彼女にとっては初のホールでのコンサートとのこと。

 さて、今回はほぼ全ての楽器はマイクのみで増幅された。ほぼというのは、実は少しだけ、ラインやアンプリファイされた。潮音ちゃんのアコースティック・ギター(完全マイクのみだと歌とかぶり両方ぼやけてしまうので、生音とライン出力を併用)と松永さんのベース(ステージ上の音圧が寂しいので、アンプ使用。生音のマイクとアンプ出音のマイクを併用)のみ、上記理由で完全生という訳ではなかったのだが、ステージ上の感触はまさにアコースティックだった。

 なので今回はピックアップのついていない楽器を多数使用した。

 

 バンジョー、アコースティック・ギター×2(レギュラーチューニングとオープンチューニング)、バンドリン、アイリッシュ・ブズーキ、プサテリー。

 と、かなりいろいろやってみた。全体のアンサンブルにも左右されるが、アコースティック・ギターが一番音が小さく、案の定、モニタリングは苦労した。

 一曲目の出だしは妙に緊張したが、それは演奏のことではなく、モニターのこと。リハーサルでは充分チェックしているが、お客さんがはいると音はがらりと変わる。イントロで自分のタッチを確認出来る良いモニタリング状況だったので、まずは一安心。

 しかし、やはりアコースティック楽器の生での響き合いは、格別の気持ちよさがある。ライヴ自体もかなり良い出来だったのではなかったか。今回だけのアンサンブルだったのだが、もったいない。とはいえ、今回のみだったから、うまれた緊張感と言えなくも無い。でも、ぜひまたやりたいものだ。


 羽をつけた松永さん。

 


 潮音画伯による今回のバンドメンバー

 


 
23:53:00 | skri | | TrackBacks
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