Complete text -- "琉球ナーフィングルーヴ"

07 August

琉球ナーフィングルーヴ


 

 録音にはそこそこ参加しているのだが、今年に入ってからのリリース状況が全くわからなくなってしまった。が、そんな中偶然このCDを見つけ、ずうずうしくもサンプル盤を送ってもらった。


 一ヶ月程前、タワーレコードの試聴機に入っていたのを、何の情報も無く、一曲目からプレイ。驚いた。金城恵子さんが唄う「白浜ブルース」、俺がやったものじゃないか。

 そう、この『琉球ナーフィングルーヴ』はビクターの沖縄音楽のレーベル nafinからの三枚のアルバムからのコンピレーション。その三枚は先述の「白浜ブルース」含む、拙プロデュースの『オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ』。梅津和時さんプロデュースの怪盤、大工哲弘&ツンダラーズ『あがろーざ』。そして御大 普久原恒勇さんの'75年のアルバム『芭蕉布』。

 nafin自体は全8作のカタログがあるが、ここではフロア対応よりに先の3作からに絞られている。が、伊波智恵子さんと栗コーダーカルテットのアルバムがオミットされたのはちょっと残念ではある。

 とは言え、今回の『琉球ナーフィングルーヴ』の発売は非常に嬉しい事で、これを機により多くの人に聴いてもらいたいものだ。

 どのアルバムも廃盤にはなっていないようなので、気に入った人は是非オリジナルも聴いてみて欲しい。より楽しめるはずだ。

 そして、今回コンピレーションにあたったDJ SASAさんに感謝!

 そのSASAさんがあわせて送ってくれたのが『琉球レアグルーヴ』。私は他のアルバムやシングルで知っている曲がほとんどだが、久し振りに聴いてやはりKO。『オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ』の元ネタ満載である。


23:11:59 | skri | | TrackBacks
Comments

小生一機 wrote:

そうなんですよね、元ネタ満載なんですよね、『琉球レアグルーヴ』。『オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ』の。『琉球〜』聴いた時は『オキナワン〜』のまんま元ネタ盤かと思いました。
『オキナワン〜』は手に入れてから季節に問わずよく聴いております。それと併せて(桜井さん不参加ですが)大島保克&オルケスタボレを聴きます。西武門節とジントーヨーワルツが大原裕ブラスアレンジで繋がるのです。もちろんそれ以外でも繋がるのですが、小生がグッとくる一番のポイントであります。
どちらも隠れた名盤だと思いますが、隠れないで欲しいところですね。
08/08/05 00:11:01

DJ SASA wrote:

こんにちは、SASAです。

もしかしたら今年は「琉球レアグルーヴ2」が出るかもですよーー。

こちらは音源が「レア」だったりします。だから出ないかも。頑張ります!
01/20/06 17:20:10
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