Archive for November 2004

20 November

栃東休場



 昨日、相撲の事を書いたら、今日より栃東休場で二度目の大関陥落が決定的。グルジア出身のレスリング経験者、黒海との対戦時に左肩を強く打ち負傷。右で投げを打って勝ったのだが、左肩を下に倒れ込んだのだ。古傷の再発か。あの栃東ももう28才でやはり怪我との戦いが続いているが、だいたい傷のない関取はどれくらいいるのだろうか。
 その黒海、今日の対戦は魁皇。黒海が力んだか、魁皇が落ち着いていたのか。あっけなく魁皇が送り出し。黒海は前頭二枚目で今日まで二勝四敗だが、この番付の位置で中盤までこの成績ならそう悪い訳ではない。しかもその二勝は千代大海と武双山。武双山の現役最後の取り組みは黒海。新勢力というのは大袈裟だが、今までも上位陣が引退をする時、必ずこういう因縁の力士が出てくるものだ。
 まだ中盤だがやはり注目はか魁皇、朝青龍。それから若の里がどこまでいくか。


 明日(11/20)は藤原大輔君と大宮Good News Cafeでデュオ。時間は少し遅く22:00くらいからです。近隣でふらりと飲みに来たい方は是非。


01:36:37 | skri | No comments | TrackBacks

19 November

大相撲九州場所



 気がついたら、大相撲九州場所が始まっていた。今場所は大関・魁皇の綱取りが注目の的だが、なんと武双山が引退してしまった。特にファンと言う訳では無いが、取り組みを目にすれば応援していた。調子の良い時の武双山は速い、強い、巧い、と三拍子揃った素晴らしい大関で関脇まではスピード昇進。やはりスピード昇進の貴乃花が横綱になった時の最初の相手、武双山はその時見事な寄り切りで勝利。「平成の怪物」と呼ばれたが、やはり怪我に泣いた。残念。
 魁皇は初日こそ負けたが、その後は連勝。地元での綱取りに期待だが、ちょいとお客さんの入りが悪いね。
 九州場所の時期の博多といえば、アラ。かなり高価な魚だが、場所が終わると少しは安いらしい。アラちゃんこ、随分昔に一度だけ食べた記憶がある。味は覚えていないが。
 博多に限らず、地方場所はその土地土地の季節や風土が垣間見えるのが、大相撲の一つの面白さでもある。それは生なら尚更だが、テレビでも伝わる。ただ、昨今観客動員数の激減の所為もあり、いろいろな事が変わろうとしているようだが、だいたいにおいて私は賛成しかねる。大相撲は力士同志の闘いではあるが、強引に言えばスポーツでは無いのだ。特別で特殊のままであってほしいのだ。だから、今まで通り18:00に終わって欲しいし、女性が土俵に上がる必要もないし、枡席も禁煙にして欲しくないのが、正直なところ。かと言って、足を運ぶ訳ではないから大きい事は言えないが、そんな特別では無いものになったら、大相撲に魅力を感じるだろうか。

04:46:50 | skri | No comments | TrackBacks