Archive for July 2005

15 July

焼酎ロック


 昨晩、新潟・柏崎で本番を終えて、宿近くの居酒屋で軽く一杯、と言って、中ジョッキの後、焼酎ロックを頼む。中ジョッキとほぼ同じサイズのグラスに氷が3、4個、あとはなみなみ焼酎だった。大変重い一杯であったが、やはり、おかわりした。

 
 朝の柏崎駅にて。

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03 July

源氏、源蔵樽店


 怒濤の6月を何とか無事に切りぬけ、ちょいとひと休み。とは言え、来週からまた忙しくなる。

 6/29の愛知万博が楽日だった大竹しのぶさんのツアーはハードでは無いものの、移動日に単独で東京に戻り、ライヴやレッスンをしていたので、移動疲れの方が身体に顕著にでた。背中が痛いのだな。とにかくこの二週間、嫌と言う程、新幹線に乗っていた。

 だが会場入りしてしまえば、本番までは軽いサウンドチェックとリハーサルだけなので、のんびり過ごす事ができる。

 そういう時はやはり軽く一杯の独酌ですな。16:00くらいから開いている店は良い店が多いのだ。
 軽く一杯飲んで、本番に臨む訳だ。言い訳なのだが、これは"お浄め"なのだ、私にとって。無駄な緊張感も無くなるし、弁当で腹一杯になって、眠くなる事も無い。

 20日の仙台でのステージの前には、文化横丁の「源氏」によってみた。ここは素晴らしい店。居酒屋というと、和気あいあいでざっくばらんな雰囲気を想像する方が多いと思うが、ここは、ちょっとピンとした空気が漂うが、酒と向かい合う、というのでは無く、別段緊張感がある訳では無い。一言でいえば、品があるのだ。この落ち着き具合は、本番前にはぴったりで、自分を顧みさせてくれる。だから、堂々と軽く一杯で店を出られる。


 

 数日前の広島では久しぶりに流川通りの「源蔵樽店」に足先を向ける。二度程来ている、定食屋風情の居酒屋でこいわしが旨いのだな。リハーサル後タクシーで流川通りの南側につけてもらい、散策しながら「源蔵樽店」へ。このあたりは完全な繁華街、風俗街なので、夕方はまだ開いている店も多く無い。
 気が着くと流川通りの反対側まで出ていた。「源蔵樽店」を見過ごす事等考えづらい。もう一度後戻り。やはり、見つからず。だいたいの場所は覚えているので、ゆっくりと一軒一軒店を確認しながら行くと、見覚えのある店の並びの一軒が工事中。まぎれもなく、この場所。
 「源蔵樽店」は改装中なのか、果たして無くなってしまったのか。
 
 軽くショックで、この日は一滴も飲まずに本番を終えた。

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