Archive for November 2007

11 November

福岡史朗特集


 先日、久しぶりに福岡史朗君のライヴを観た。この日の他の出演者はレムスイム、中村まり等。レムスイムは大久保由希の魅力満載の軽妙なロックンロールのオンパレード。中村まりについては、もう言わずもがなの素晴らしさ。

 さて、福岡史朗。私は奴の大ファンなのだが、会うとどうも小言を言ってしまう。この日のライヴももちろん最高で、ドラムの大久保さん(レムスイムではvo,g)と小見山君(g)のトリオ編成。特に小見山君のギターは私が観た中では、音、アプローチともに福岡君にベストマッチ。なので、バンドに文句は無い。問題は福岡だ。奴はとても斜めだ。20度もしくは160度くらいの斜めさ。それがまたクールなのだが、彼の音楽にはその斜めさが、ときおり邪魔になる。せめて、45度くらいには起きて欲しいのだ、と思いながら聴いていたのだが、やはりかっこ良く、泥酔する。が、なぜ人気がないのか、と酔った頭で考える。もちろん、奴にもう少し正面を向かせたいが、私にはその度量が無い。

 終演後、なんで「サンタイガー」やらなかったんだよ、なんて問いつめた。よくやってるから、なんて答えが返ってきたが、俺には「サンタイガー」を歌っている時の奴は60度くらいに見える曲。救われるのだ。

 折角なので、斜めすぎない福岡史朗を紹介しよう。どれも弾き語り。

 転がる石

 クラクション

 バスタブ

 ジザの唄

 
 ginjin recordより。


 最後にもう手に入りづらいであろうグリーディー・グリーン時代の名曲。勝手に紹介させてもらうよ。
 スポットライト

03:37:42 | skri | No comments | TrackBacks