Archive for March 2006

03 March

JAZZMASTER


 最近、テレキャスター(正確にはエスクワイヤー)をよく弾いているのだが、もう一本のテレキャスターをリペアに出している為、ソリッドのスペア機が必要となった。実はヴィンセント・ギャロが来日の際に貸して欲しいと(本人からじゃないが)連絡があったFender Jaguarはあるのだが、ショートスケールの為、スペアには不向き。思案したあげく、もう一本ソリッドを持っている事を思い出した。

 

 今の家に越して10年、押し入れの中に入りっぱなしだった、Fender Japan Jazzmasterである。購入したのはかれこれ20年前なので、80年代に60年代のギターを”オールド”と言っていた事を思えば、まあオールドかもしれない。幸い、押し入れの上段に入れていたので、湿気の被害は思ったより無さそうで、結構軽い。おまけに生音はそんなに悪く無い、案外いけるか。

 だが、見ての通り、ひどい状態。実はこのギター当時かなり格安で手に入れたのだが、故に暇をみつけては改造ばかりしていたのだ。まずは塗装を全部はがしラッカーにしてみたが、そう効果はあがらず、あげくにピックアップもいろいろ変えてみたが、今ひとつ。購入して三年程で頭に来てステージで投げたらボディが割れてしまった。(ちなみにMr.Christmasというバンドのライヴだったのだが、こんなことしていたのは俺だけじゃなくて、メンバー全員大変な事になってたなぁ)で、応急処置でくっつけたまま、もうずっと押し入れの中。文字通りCLOSET CLASSICSで見事にクラックも入っている。
 オリジナルの部品は多少残っているので、ポットとコンデンサーくらいで音は出るはずだが、このギターちょいと配線が面倒。

 いろいろ部品も調べてみたのだが、最近はすごいことになってるな。コンデンサー一個10,000円以上とかポットやジャックのクライオ処理とか。そりゃ悪く無いだろうが、30,000円のギターのピックアップ以外のサーキットに30,000円はかかってしまうぞ。

 それよりも自分の不勉強さを知ったのだが、このJAZZMASTERというギター、ボリュームポットが1MΩという値なのだ。どうりで音としぼった時に音質の差が激しすぎると感じた訳か。それを最初から知っていれば無駄な改造もしなかったのだがな。

 それにしてもひどい色だ。

23:50:00 | skri | No comments | TrackBacks

01 March

Coodercaster


 先月はもう少し書こうと思っていたのだが、先週はロンサムストリングスのライヴや冨田ラボのリハーサルが続き、今週は確定申告やギターレッスン(初めてのグループレッスン)でもう三月になってしまった。

 やる事は山積みだが、ついつい今は関係ないギターの事なんか調べたりして、こんなものを見つけた。

 

 Coodercaster
 欲しくは無いが、一度触っては見たいものだな。

18:17:50 | skri | No comments | TrackBacks