年の瀬

　さて、すっかり年末。「Sing with TORIRO」も無事終了、ご来場多謝、本当に楽しいコンサートでした。関わった皆様、お疲れさまでした。

　そして、昨日は恵比寿で小松亮太君のコンサート。五重奏団はしばらく休止の最後のライヴでしたが、演奏者側はさわやかに締めくくる事が出来ました。急遽参加のピアニスト、鈴木厚志さん、素晴らしいです。打ち上げは六本木の夏木マリさんのお店にて、おいしゅうございました。お疲れさまでした。

　関東以外はかなり雪が降っているようで、ツアーがあったりすると、移動は相当大変な訳ですが、幸い、この年末はすべて東京での仕事ばかり。

　折角なので、TORIROの時の写真でも。

　

　

千秋楽

　Sing with TORIRO@博品館劇場、いよいよ明日が楽日です。ぐんぐん良い感じになってきました。お楽しみに。
　
　

一段落

　
　ツアー中でもなるべく更新しようとは思っていたのだが、ままならず。

　小松亮太君のツアーも先日の三田市で無事終了。とはいえ、年内にあと一本都内でのライヴがあるが、これをもって、ひとまずキンテート（五重奏団）は休止。ともあれ、お疲れさまでした。

　三田のコンサートの翌日は、大阪でふちがみじゅんこさんとデュオ。当日のリハーサルだけで臨んだのだが、それが良かったのか、自然にシンプルに演奏する事が出来た。アンコールはなんと「Willin'」。名曲再確認。会場のmarthaはとても居心地の良い場所で、終演後は焼酎も進む。

　大阪のホテルはチェックアウトが10:00、コーヒーを飲んで、大阪駅に着いたのが、11:00前。何も考えず、京都方面の電車に乗る。が、そのとたんに眠ってしまう。気がつくと、（というか車内アナウンスで知るのだが）京都〜山科間。まだ、時間も早いし、車内もすいているので、このまま名古屋まで在来線でのんびりいってみるか、と思いきや、車窓をのぞくと琵琶湖が進行方向右側に見える。なにせ日本一の湖だから、そう見えるところもあるのだろう、と自分に言い聞かせると「次は比叡山坂本」との車内アナウンス。車両内の路線図を探して確認。しまった、湖西線だ。しかし、車内はらくらくだし、車窓の琵琶湖と小雪が舞い散る様はきれいだし、湖西線は湖北端で北陸本線とつながっているから、すこし遠回りだが米原に出るのは容易いはず、とタカをくくっていた。
　終点の近江今津に着く。雪もちらつく。寒い。煙草を吸いがてら、時刻表の確認。だが、下りはあと50分は待つ。携帯電話でその先の連絡も調べてみると、なんと米原に着くのは夕方。まだ12:30なのだ。調べてみると、今来た電車で山科まで戻るほうが大分早い。仕方なく30分ほど車内で待機。ドアの開閉が手動なのがありがたい。
　結局、米原に着いたのが14:30過ぎ。ホームの駅そばでも食おうと思っていたら、サックスの登さんにばったり。
　かなり背の低いおばあさんが一人でそばをゆでているのだが、これがまずい。まずいけどこの寒い中細々を仕事をしているのだな、と思い、一応ごちそうさま、と声をかける。そこに特急が停車。急にホームは人であふれだす。やおら、駅そばのばあさん、張りのある声で駅弁を売り出す。はいはい、これが一番人気の「湖北のおはなし」おいしいですよ〜。
　だまされた気分になるのは、自分の所為だ。

　結局、米原から新幹線に乗った。

　さて、明日からまたトリロー・トリビュートのリハーサル再開。