アナログ盤

　正月に吉祥寺ハバナムーンで店主の木下さんがアナログ盤の魅力を力説していた所為もあるが、これから始まるミックスの為のリファレンスにもなると思い、久しぶりに家でアナログ盤を引っ張り出した。

　ただし、日本プレスは除外し、現地盤を聴く。60年代後半から70年代半ばの英米の物が多かった。

　以下。

　　

　時計回りに、ドゥービーブラザーズ1st、マック・ゲイデン『SKYBOAT』、リチャード＆リンダ・トンプソン『Poor Down Like Silver』、ランディー・ニューマン1st、ローラ・ニーロ『Eli and the 13th Confession』

　ドゥービー（笑うな）予想以上に良い。トム・ジョンストンもパット・シモンズも素晴しい。びっくりした。マック・ゲイデンは今日はピンと来なかったな。リチャード＆リンダはこれが一番渋いアルバムかな。静かな響きがグッとくる。ランディー・ニューマン1stは傑作。だが、売れなかっただろうな。ドゥービーブラザーズ1stにカバーあり。リアルタイムで聴いた人の意見が聞いてみたい。ローラ・ニーロはリマスターのCDばかり聴いていたのだが、ポップスとしては、アナログのほうが◎。リマスターはパーソナリティが見え過ぎでもあり、楽器がちょいうるさいかな。まあ、何れにせよ大傑作。

　結構前に、CDに買い替えアナログはある程度処分しても良いかと思っていたのだが、やめた。