Archive for May 2010

19 May

今日のマイク


 アコースティックギターをBETA57で録る。悪く無い。

 

 しかし、アコースティック楽器の同録はなかなかに難しく、結局ヘッドホンの片耳をはずして弾く。

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15 May

CD評


 新作を出せば、それなりにCD評は目にする。評価は悪くても全く構わないが、きちんと聴いてくれたと解る批評はけなされていても、嬉しいものだ。そう言う意味では、ミュージックマガジン誌の巻末の10点満点制の短い評はほとんどがまあ、酷い。読む気があまり起こらない。少なくとも、普通の日本語で書いて欲しい。(〜ILL、とか、やめて欲しいけど、俺が読まなきゃ良いのか)悪口は言いたくないが(もう、言っているか)評論家の独り相撲に見える時も多い。まあ。独り相撲でも大汗かいていれば、それはそれで面白いけど。と言うか、まともな音楽評論家って、どれくらいいるのか?とは言え、MM誌面白い記事も勿論多々あり。

 てな事はさておき、「far home」の面白い評を見つけた。野田努さんという方の評だ。

 http://www.dommune.com/ele-king/review/album/001052/

 褒めてくださっているので、それは嬉しい。まあ、単純な小心だ。
 ただ、二点程、質問が在る。このCDとは関係ない事だが、引用失礼。

 ●ギターのインストゥルメンタルの作品を、われわれはこの20年いろいろなスタイルで聴いてきているけれど(その多くは、大雑把に言ってメロウなチルアウト感覚に導かれている).....

 その多くが大雑把にいってメロウなチルアウト、と言うのは、あまりに大雑把すぎないか。(私がそれ程聴いた事が無いだけかも知れないのだが)
 私が好きなギターインストの作品と言えば(西脇さんはどうだかは知らないけど)、ジョン・フェイヒィ、バックワーズ・サム・ファーク、ドグ・ワトソン、そして、アール・フッカー、チャーリー・クリスチャン、はたまたファンホ・ドミンゲスやマーチン・カーシー、フランク・ザッパ、ジェームズ・ブラッド・ウルマー、オスカー・アレマン、ピアノとギターだけど、ジム・ホールとビル・エヴァンスの「アンダーカレント」、等々、思いつくだけでメロウなチルアウトは何一つ無い。
 が、そこに「感覚に導かれている」という言葉を付けているから、おそらくクールな批評眼なのだろう。
 ただ、どういうものが、メロウなチルアウト感覚、なのかは聞いてみたいものだ。(今、思い浮かんだのは、サニー・チリングワース、かな)


 ●ジョン・フェイヒィのようにその絶対的なルーツ.....

 フェイヒィが絶対的なルーツを持っていたかは、疑問。確かにある程度のスタイルの確立に相当な研究があったのは事実。パットンの研究は確かに凄い。でも、その研究をルーツとするのは、ちょっと強引な気もする。まあ、ルーツの立脚点を何処にするか、みたいなものだが。
 ただ、それを差し引いても、フェイヒィの響きは独自ものだとは思っている。


 でも、嬉しい評です。


 




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12 May

最近の録音


 鈴木常吉さんの新作をプロデュース中。泣ける程良い歌が多くて、なんだか悔しい、って変な言い方だが。

 録音はそろそろ佳境に入りつつあり、集中する今日この頃。

 


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