Archive for March 2009

31 March

北千住


 先日は北千住でマダムギターとのライヴだった。サウンドチェックを軽くすませ、曲順を決めがてら、一杯やる。日曜日なので、閉まっている店も多いが、数年前に入った事がある駅近くの大升へ。カウンターだけの店は既に八割方は埋まり、我々は入り口近くの隅に陣取る。ひとしきり打ち合わせが終わり、焼酎ハイボールを頼んだ頃、隣り合った客が話に入り込んでくる。おかげで酒は軽めにすませたが、なかなかに濃い酒で上機嫌。おまけに、その店ではライブのお客さんまでつかまえ、連れてきた。


 

 本番はほろ酔いで飛ばす。
 
 一曲、チューニングを変えるので店のギターを借りたら、物凄く良かった。1960年製。レスポールjr。

 



23:17:30 | skri | No comments | TrackBacks

15 March

瀬戸大橋


 自分が撮った旅の写真はこれだけだった。

 


 セットリストに載せた写真はdigiplexさんのフォトアルバムより。

01:02:00 | skri | No comments | TrackBacks

13 March

吉祥寺


 さて、湯川潮音とロンサムストリングスの千秋楽は吉祥寺。この吉祥寺という場所はなんだかんだで月に10日は必ず足を運ぶと言っていい街で、私の家は電車でも車でも40分はかかるというのに、何だかホームタウンのような気がしているところだ。そんな、吉祥寺という場所の所為やツアーから戻って2日空いたということもあり、ツアー千秋楽というよりは、もう完全にふつうの一つのライヴ、という感覚が強かった。

 とても良いライヴをやったと思う。東京に戻れば、次の仕事がいろいろ待っている。旅から戻っての二日間も少しずつだが、自宅で作業していた。そんな所為だけでが理由ではないが、終わってしまうという感傷は全く無くない。が、どんなツアーでも楽日に感じる「けじめ」みたいなものも希薄で、次にはあんなこともやってみたい、と考えてしまっている。

 帰り際に湯川トーベンさんに物凄く丁寧に挨拶され、力強く握手を交わした。とても嬉しかった。

 打ち上げに行ったら、メンバー、スタッフの他、栗コーダーの川口隊長やアノニマスの権藤くんやくもりなの連中もいた。顔ぶれは別にすれば、まあ、いつもの吉祥寺だった。


 多数御来場多謝。

23:58:00 | skri | No comments | TrackBacks

12 March

東京


 一昨日、湯川潮音とロンサムストリングス・ツアーより戻りました。

 早速、旅日記でもアップしようかと思っていたのですが、このブログに接続不可。漸く復旧したようです。

 旅日記はおいおいですが、ひとまず明日はツアー最終日、吉祥寺スターパインズカフェです。既にソールドアウトですが、予約キャンセルも幾つかあるようで、当日券の有無はお店にお問い合わせ下さい。

20:26:34 | skri | No comments | TrackBacks

09 March

大阪


 前日の夜は福岡から広島に車移動。2時頃、宿に到着し、シルクエビスの500ml缶を買うも、二口くらいで、流石にダウン。朝起きた時、かなり残っていたビールが勿体なくて仕方が無かった。

 移動は順調で、予定より早く大阪に着く。セッティングをのんびり始めるが、今日の小屋、シャングリラは初日の磔磔と同じくライヴハウス。演奏することを念頭に作られているステージはやはりセッティングもスムースだ。もう今更入念にリハーサルをする訳でもないので、のんびり過ごす。すると、楽屋にチチ松村さん登場。この人の佇まいは一瞬でその場の空気を和らげる。すごい大人である。

 原さん主催の横濱バンジョー祭りの打ち合わせも兼ね、早い時間に楽屋を訪ねてくれたのである。原さんもバンジョー祭りに向かって、移動中の車の中でも、もろもろ計画を立てていたようで、その打ち合わせ風景の二人の後ろ姿は、もう、私なんぞが気軽に声をかけられないバンジョーへの執念みたいなものを感じた。

 その後、新幹線で到着したM女史マネージャーが現れ、潮音嬢は万全を期すため、リハーサルは無し、という選択をした、と、告げられた。少し心配したが、あの太い神経の持ち主ならば問題ないだろう、と、心配は少しだけだった。なによりも、ここまで5日間歌い続けているが、声は日を追うごとに出続けていて、調子は増すばかりなのだ。

 軽くリハーサルを終え、独りで飯を食いに出る。そんなに空腹を感じなかったが、近くのグリルでビールとオムライス。オムライスは半分くらいで腹を満たした。すると、常連らしい客が入って来て、ビールと野菜炒めを注文。メニューのどこにも野菜炒めは無い。ああ、10分前に自分が欲していたのは、野菜炒めだったのだ。

 本番直前、楽屋の扉を開けると、潮音嬢が立っていた。正確に言うと、立ってはいなかった。手摺にもたれ掛かっていて、足は生まれたての子鹿のようだった。顔色はあまり良くなく、ちょっと年をとって見えた。この時は少し心配が増えたが、もう、我々のステージの時間だった。
 
 そんな無茶なスケジューリングをしたのは、お前だろう、と潮音ファンに責められても仕方が無い。

 この日はただただ演奏した。音の力を純化させたかっただけかも知れないが、いつにも増して、ただただ弾いた。

 最後の曲、「バーレイコーン挽歌」のエンディングで我々はコーラスをするのだが、そこで潮音嬢飛び入り。顔色はよく、いつもどうりの変な動きだ。これは嬉しかった。

 彼女のセットも最初1〜2曲、本調子だったとは言えないが、終盤はさらにアベレージをアップしていた。アンコールも一曲追加した。

 打ち上げはちょっと落ち着いて心斎橋にくり出す。ここでもつまみに蓮根があり、焼酎お湯割りが進む。忠司座長の笑い声は部屋に響き渡り、心地よく疲労して、M女史マネージャーと語り合う。

 そして、宿に戻り、松永さん、玄さんと軽く部屋呑み。私は先に撃沈したようだ。

 
 翌日は、東京に戻るのみ。潮音嬢は何事も無かったかの様に元気で、東名高速を東に何回もサービスエリアで休憩しながらゆっくり進んだ。東京が近づいた頃には日も落ち、後部座席に座っていた私は酒が呑みたくなった。サービスエリアではビールを売っていないので、小城でもらった日本酒を少し飲んだ。旨かった。

23:59:00 | skri | No comments | TrackBacks