Archive for 09 December 2008

09 December

広島〜吉祥寺


 そして、広島へ。

 広島駅前の市場で、すこぶるうまい昼食をごちそうになる。旅続きで、旨いものはたくさんいただいているのだが、白いご飯とみそ汁が何と落ち着く事か。
 そして会場のジュゲムに向かい、セッテイング。

 


 今回のツアーはギターアンプを用意してもらっているのだが、この日は店にあったフェンダーチャンピオンのリイシューを使用。ルックスの割にあまり良い評判を聞かないが、2インプットに一つからアウトして、これまた店にあった小型のマーシャルに繋げる。マーシャルの方でローを補正して、リバーヴも使ってみると、こりゃ、ナイスな音。

 本番まではかなりの時間があったので、ホテルでゆっくり休むが、日が落ちる頃空腹を感じ、流川通りに繰り出すも、源蔵樽店はもはやなく、これと言った店も見つけられず、定食屋で軽くすます。

 会場に到着すると、既にフロントアクトの女性三人組のステージが始まっていた。ハーモニーが何とも心地よく、聴き入る。が、すぐに最後の曲になってしまった。Keep On The Sunny Sideだった。もちろんハーモニーは素晴らしく、主にリードを撮っている女性の声はアメリカの”あの”声だった。

 俊さんの歌は、前日の鳥取に引き続き、行き届き方が半端では無い。ライヴ連続4日目で疲れもあるだろうが、声にはみじんもそんな事を表さない。

 心地よくライヴを終えるが、何故か酒は進まず、牡蠣やウニが美味な打ち上げでも、程々にして、宿に戻る。


 朝9時頃にすっきりと目が覚め、10時前の新幹線に乗る。車中も眠くは無く、文庫本をつらつらと読みながら、350mlのビールをちびちび飲み、帰京。そして、吉祥寺へ。
 
 篠田昌已さん生誕50年のライヴイベントだ。篠田さんには多大な影響を受けた、とかいう言い方より、いろいろな事を密かに教わった、と言う方が正しいか。

 ストラーダは本当に久しぶり(2年ぶりくらいか)だったのだが、ライヴはいつものあの感じで嬉しくなる。気がついたら3曲終わっていた。もっと弾いていたかったが、気がつけば駒沢さんの極上の音が響いていた。


 


 ジンタらムータはわいわいと。今秋の「野戦の月海筆子」公演に私が書き下ろしたテーマ曲を急遽やる事になった。この場でこの曲をやる事が出来たのはとても嬉しかった。


 


 終演後、程々に呑んでいたが、さすがに疲労を感じ、帰宅。

23:55:00 | skri | No comments | TrackBacks