今日のベース

　レッスンを終えてから、ベースの録音。といっても予定していた訳ではなく、スタジオの壁にかかっていたアシュボリーベースをみて、思いついただけなのだ。

　

　しかし、この楽器ピッチとりづらし。


　そう言えば3〜4年前だったか、マンダラ2にライヴを観に行って、テーブルに着いたら、同席したのが、福島ピート君とソウルフラワーの河村博司君、そして、松永孝義さんという面々。ピート君は松永さんのバンドでサックスを吹いているが、その頃は福岡史朗君のバンドでベースを弾いていたり、ベーシストとしての活動も多かったようだ。河村君は私が知り合った頃はソウルフラワーユニオンのベーシストだったが、その後、平安隆さんのツアーでは、私とツインギターだった。私もレコーディングでは時折エレキベースを弾く事もあり、その三人で何となくベース談義になったのだが、しばらくして、松永さんが笑いながらでも低い声で「おまえらベースを馬鹿にするんじゃねぇ」と一言。


　このアシュボリーベース、そんな頃、手に入れた楽器だと記憶する。

昨日のマイク

　ブズーキのみ録音。

　

今日のマイク

　ほとんどアレンジをしないで、自分の曲の録音をしたのは、ほぼ初めてだったが、まあ、うまくいった。

　

　久しぶりのフルアコ。だが、テスコのアンプの歪みはもはや極限まで来たか（笑）。

渋谷

　打ち合わせで渋谷に出かける。電車でこの街に来るのは久しぶりで、人ごみは予想していたが、なんだか外国の町にいるような、ちょっとした緊張感を味わう。もちろん、何か特別な事があった訳では無い。のんびり歩いていたら宮下公園あたりでは、程よい陽気に気が着き散歩気分になっていた。

　そんな陽気だった所為か打ち合わせものんびりムードだが、仕事のガイドラインは明確で、具体的な事を考えながらその事務所を後にした。

　帰路、久しぶりにTレコードによってみる。ジャズフロアーだけ何となくうろついてみたが、人はまばら。チャーリー・ヘイデンとメアリー・ハンプトンの新譜を購入して、店を後にした。

　CDの総売上が相当下がっているらしいが、自分自身久しぶりにCDを買ったので、嘆きようも無い。

　駅前の喫煙所でゆっくり煙草を吸って、電車に乗った。