Archive for 13 March 2005

13 March

3/12 小松亮太 かつしかシンフォニーヒルズ


 今日は小松亮太君のかつしかシンフォニーヒルズでのマチネのコンサート。今日のメンバー中、小松君含む3人が、つい4日前にハードな南米ツアーから帰国したばかり。しかもそのツアー、オルケスタ・ティピカという大編成(10人ほど、ギター無し)で、本日のプログラムとは全く別。ゆえか、バンマス自らリハーサル終了後「とにかく楽しんで楽にやりましょう」とのこと。確かに、いつもの緊張感とはまた別のゆるりとした良い感じで、コンサートは始まった。が、ちょっとの気のゆるみか、あろう事に第一部中盤、私は曲順を間違えていて、その曲の譜面を楽屋においてきてしまった。幸い、ピアノから始まる曲で、ちょっと覚えていない部分もあったが、まあ、対応はできた、つもりだが、何回も聴いている人にはばれてるな。すいません。第二部は難曲ぞろいのスタート。これらはさすがに楽には出来ない。やはり否応なしにテンションはあがり、最後はピアソラの美しい「ブエノスアイレスの冬」と「コンシェルト・パラ・キンテート」で締め、気持ち良くコンサートを終える。

 終演後、南米ツアーのこぼれ話に花が咲き、皆でのんびりして、撤収。

 しかし、夕方に終わるコンサート、帰りに軽く一杯ひっかけたくなる。昨年ここでコンサートをやった時もやはりマチネで、その時は青砥で軽く飲んだが(コーナーアオト、駅前、立ち飲み風情)今日は一人で立石までくり出した。ここに来るのは、25年から30年ぶりか?

 中学から高校にかけて青砥名画座に良く通い、その帰りに立石で飯を食った事が数回あるくらいだが、やはりここが葛飾区の中心ともいえる街といわれていることにうなずく。

 居酒屋通の間では有名な「宇ち多”」に寄りたかったが、暖簾は出ていない。駅周辺を散策し、大林酒場で咽をしめらせ、今日の自分をねぎらう。夕方になって少し冷えてきたので、湯豆腐170円を注文。この時間はまだすいていて、ゆっくりつつきながら、NHKのニュースをなんとなく聞くが、こういう居酒屋ではNHK地上波のコンプ感は良い空気をつくるね。

 その後、どうしても焼き鳥が食べたくなり、店を出る。「呑んべ横丁」を発見。なんとなく30年前を思い出す。その路地をしげしげだが、やり過ごし「江戸っ子」へ。店は大繁盛で、騒がしいが、この騒がしさは、好きだ。焼き鳥4串で340円。美味。決して静かではないが、落ち着くな、この店は。また、来よう。

 立石は素晴らしい街だが、ここに住んだら、確実に毎晩飲み歩いてしまうだろうな。


 

23:00:00 | skri | No comments | TrackBacks