Archive for March 2005

23 March

オキナワン・ヒッツ&スタンダーズとのんき大将


 クリサブさんのblogで『オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ』と『のんき大将presents LIFE BEGINS AT 40 VOL.0』が紹介されていたので、コメントを書こうと思ったのですが、ちょっと長くなったので、こちらに載せます。

-------------------------------------------------------
 
 オキナワン・ヒッツ&スタンダーズ、もはや懐かしい気もしますが、良く覚えています。私の代表的な仕事の一つです。当時、プレス関係ではものすごく評判がよく、ミュージックマガジンでもTN氏がほぼ満点をつけてました。(まあ、だから売れなかった、という説はさておき)ただ、ビクター側のプロモーションは正直言って下手くそで、音楽ファンには届きにくかった面もありました。ただのコンピレーションだと思う人も多かったようです。裏話はいろいろありますが、今度、お会いした時にでも。
 ただ、今、こうやって御紹介いただくのは、本当に嬉しいことです。ありがとう。

 のんき大将のライヴは川口義之、初リーダー作です。まだ、少し在庫あります。

 不思議なことに今にして思えば、この二枚のCD、なんというか、因縁めいたものがあります。オキナワン・ヒッツ&スタンダーズで私は初めて大原さんと仕事をしました。もちろん、それ以前より知っていましたし、関西でなんどか飲んだりしました。が、仕事はこの時が初めてで、大原さんが東京に来たばかりの頃です。私と大原さんのレコーディングセッションはこれだけですが、その後大原裕ユニットのライヴには何度か参加しました。(関島、中尾、つの犬、松永、トビー、といった面々)が、ライヴをすっぽかすこともあったり、といろいろ大変でした。その大原さんが亡くなったのが、2003年12月13日です。この、のんき大将のライヴの翌日です。火事にあったのは12日夜中もしくは13日早朝とも聞いていますから、私が豊橋で飲んでいた頃、大原さんが不幸に苛まれた可能性もあります。翌日、私と川口はシカラムータのライヴで広島に行き、そこで大原さんの訃報を聞きました。
 
 余談ですが、年明けて、東京での大原さんのブッキングが発覚しました。私はどれもスケジュールがあわなかったのですが、市川でのライヴは松永さんが仕切ったようで、それが素晴らしい出来で、そしてTHE MAIN MANにつながったといっても過言では無いようです。松永バンドはライヴでは他に二曲、大原さんの曲をとりあげてます。

 とりとめなくなりました。失礼。

-------------------------------------------------------

03:35:19 | skri | 2 comments | TrackBacks

20 March

大渋滞


 今月に入ってから、結構渋滞の日が続く。今日も大渋滞で東銀座のスタジオまで三時間近くかかる。

 スタジオには小1時間遅れて到着。駆け込むなり、すぐさま遅刻を詫びるが、今日の大渋滞、皆さん予測済み、経験済みで空気は悪くならずに済んだ。

 今日は、矢口博康さんが手掛ける映画音楽の録音。まず、矢口さんと私だけで、ニューオリンズ風R&Bだが、七拍子の曲をデュオ。そして二人でいろいろダビング。夕方、渋滞に巻き込まれた他のメンバーが到着。誰が来るのかは聞いていなかったのだが、良く知る人ばかり。松永さん、関島さん、増井さんとれいちさん。その後、録音は順調に進み、私の出番は終了。ゆっくりかたずけながら、矢口関島松永、三人だけの低音アンサンブルを聴き入る。こりゃ、おもしろい。三人とも音を重ねているので、吐きそうなくらいの低音のうねりだ。

 夜、10時すぎには帰路に着いたのだが、帰りも大渋滞。ガソリンも大分減り、家に近くで給油。偶然にも私の後にスタンドに入って来たのは、高田漣くんで、ここでもまた、今日の大渋滞の話になる。


00:30:00 | skri | No comments | TrackBacks