Archive for December 2004

21 December

ACアダプター



 夕方、リハーサルを終えて、電気店にて買い物。DATテープ等、購入したのだが、一番の目的は機材用のACアダプター。出入力の値を控えておいたのだが、極性(+,-)を書き忘れた。が、どちらにせよ在庫は無く、楽器店に行く。使用機種の型番でACアダプターの極性はわかったが、在庫なし、というか、もともとアダプターのみの販売はしていないので、取り寄せとの事。何れにせよ必要にはなるものだが、現状のものが単に断線しているだけで、アダプターから出ているコード部分の具合によっては使えたりするのだ。もちろん、使えるとは言え、かなり不安なので、新しいものを求めているのであるが、正直なところACアダプターのみの購入と言うのが、癪。
 通常ほとんど使わないACアダプターが、10数個はあるのだが、今回入り用の適合のものは無く、それですら、癪だった。こんなにあるのなら一つくらい使えそうなものがあると、たかをくくっていたが、当て外れ。だが店頭で、これです、と出されれば、購入していたのだが。だいたいこのACアダプターは変換器がかなり大きく重く、コードが細いのがいけない。そんなことで、むかついても仕方が無いが、注文する気もおこらず、店を後にした。
 冬至。日が暮れるのはすこぶる早く、街はクリスマス感あふれるが、ACアダプターの事が頭から離れない。今回、必要だったのは、アコーステイック・ギター用のプリアンプのアダプターなのだが、それ自体さほど小さなものでは無い。だからもう少しだけ大きくなって重くなっても、アダプターを内蔵すれば良いのだ。と、怒りの鉾先はメーカー(BOSS)に向かう。とにかくACアダプターというのは世の中に溢れすぎてやしないか。容量はともかくジャックの形や極性くらいもっと揃えられはしないものなのか。
 最近、御無沙汰しているが、横川タダヒコさんの機材選びの一つのポイントは「目方」だと言っていた。ACアダプターも含まれているのか、いないのか。坂本弘道さんもACアダプターには苦労していたな。10個くらいは持ち歩いていたのではないか。
 そんなことを考えながら歩いていたのだが、途中、タワーレコードに立ち寄り、Brandon Ross『Costume』を試聴。冒頭だけ聴いて購入したが、これが本当に美しい。ACアダプターの事はとりあえず忘れた。

23:26:08 | skri | No comments | TrackBacks