軽く一杯。（於西荻「戎」南口）

　午後よりリハーサルで、終了後速やかに帰宅し、昨日の続きの譜面を書くつもりだった。が、リハーサル終了後、カルメン マキさんに「ちょっと飲みに行かない」と誘われる。飲みたいのは事実。しかも西荻窪、良い居酒屋は多い。〆切りは迫って無い。明日は結構時間がある。となれば「じゃあ、軽く」と戎に行く。北口の戎は休みで、仕方なく南口の方へ。北口の方が好きなんだけどな。
　話はこの間のツアーの事や、これからのライヴの事等々。いつものように軽く一杯が、もう少しの一杯になる訳だが、ちょっと酔ってくるとマキさんは物静かだが、ロック姐御風情がちょいと増す。私は小編成のアコースティック編成でマキさんのサポートをする事が多いが、そんな音数が少ない小音量でもやはりまごうかたなきロック。そんなロック風情には興奮させられる。私なんぞがロックを語るのがおこがましいとさえ思うくらいだ。
　すると話は突然、ロック史的というか少しマニア的な方向にもなる。「なんで、Welcome to the canteenの時、Dave Masonがいるの」なんて話になる。私も知らない。だいたいこのアルバム持ってはいるが、さほど聴いて無い。ジム・キャパルディやウインウッドの話に花が咲く。なんでも、マキさんは相当ウィンウッドが好きなようである。



[Read more of this post]