Archive for October 2004

22 October

大熊ワタル 東京経済大学



 大熊ワタルさん、こぐれみわぞうさんと東京経済大学(国分寺キャンパス)でのライヴ。ライヴとは言うものの、コミニュケーション学部、粉川哲夫教授の授業のゲストで、大熊さんのトークの後に一時間程演奏。地下のスタジオというのが授業の場所なのだが、シンプルに作られているなかなかに素晴らしいスペース。学校の体育館の1/3強の広さで、フローリングはすこぶる頑丈。入って左側の壁にプロジェクター、ラージモニタースピーカー(これは結構相当なものだとおもう)がありその前がステージになっている。席は無く生徒各々がパイプ椅子やクッションで、自由な場所に位置どる。クッションがあるのがうれしい。実際私は大熊さんのトークを寝転がって聞いていた。
 響きは思いのほかウォームで、ライヴなのだが残響は適度。特に今日のようなCl,G,チンドンという編成は、かなり寂しく響くケースがあり、スペースを埋めがちになるので、やはり残響が長過ぎず短すぎる、暖かいというにはやりやすい。
 夕方、日本シリーズを聞きながら、帰宅。


23:45:53 | skri | No comments | TrackBacks

18 October

丸の内〜上石神井


 小松亮太君、J-WAVE収録だが、スタジオではなくて、東京駅前の丸ビル。
 一階ロビー吹き抜け部に特設ステージがあるわけだが、この吹き抜け部の天井の高さが半端では無く、通常のビルの8階分くらいはあるか。なので、PAシステムはあるのだが、演奏する場所としては、多少無理もある。が、細部にこだわらない分、妙な迫力もあったかも知れないし、バンドネオンの音が少し遠いにもかかわらず、気持ち良いと感じる場面も少なからずあった。ただ、放送用の録音は結構ダイレクトだった。放送日は何時なのかは失念。ところで丸の内ビルだから、丸ビルなのだな。


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23:50:00 | skri | No comments | TrackBacks

14 October

TANGO SPIRIT 3 後記


 先日のTANGO SPIRIT 3、ステージ袖に無造作に置かれたフライヤーとポスターは先日アップしたものと微妙に違っていた。(画像は[more...]へ)訳は書かないが(聞いた事のあるよくある理由)本当にこういう事があるのだな、と少し驚いた次第。

 それにしても、マリア・グラーニャさんは本当に素晴らしいステージで、私はステージ袖で観ていたのだが、年の割には驚く程の貫禄というかオーラというか、存在感で登場と同時にステージは一気に持って行かれる。が、決して力わざでは無い。むしろ、圧倒感の割に声はじわじわしみわたってくる。そしてときどきやたら可愛い声にも聞こえ、ぞくっとした。


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23:53:35 | skri | No comments | TrackBacks

13 October

小松亮太 TANGO SPRIT 3@国際フォーラム 終了

 さて、再びシカラムータの作業に戻ったが、やっと峠の上。結構、手こずり予想のペース以下だが、厄介なものはクリアー出来たので、少し安心で一杯やっている次第。

 昨日までのTANGO SPIRIT 3、やはり面白いライヴ。いつもながら、小松亮太君の企画力とそれを成し遂げる力に感心した。2日間、計4ステージ、もちろんどの回も気を抜く事無くやっているが、やはり生身の人間、多少の出来不出来があることも否めない。(が、力の抜けた良さ、というのがあるもの事実だが)しかし何と言っても2日目の夜の最後のステージ、の「バンドネオン・コンチェルト」は格別だった。精一杯やって、気持ち良くこのコンサートを終える事が出来た。そして、特筆すべきは、マリア・グラーニャさんとオスバルド・ベリンジェリさん、の圧倒感。それから、ミリアム&ウーゴの踊りのかっこ良さ。細かい事はまた何れ。
 しかし、両日隣では、ジョアン・ジルベルト。観たかった、残念。

 それから、「ニッポン居酒屋紀行」DVDこのところ毎夜観てから眠る、という日々。こちらも感想は後日。

03:07:19 | skri | No comments | TrackBacks

03 October

カルメンマキ 福岡 宝珠山小劇場


 10/2 カルメンマキさん、宝珠山小劇場。
 朝食後、Tさんの案内で、日田近くの小鹿田焼(おんたやき)の集落に行く。街道のトンネル手前を入って行くと、変な言い方だがジオラマのようなバランスの集落があった。そのすべてが窯元で先祖代々三百年世襲で昔と同じやり方をしているらしい。私は陶芸には疎いので詳しくは検索してもらえれば、手っ取り早いが、とにかく印象に残ったのが、この集落の音だ。川の清流を利用して杵を動かし、地面の臼をつき陶土を作っているのだが、この杵の丸太が軋む音と臼をつく音と清流の音がこの集落のいたるところから聞こえる。少し不規則なのがまた気持ち良く、道ばたで眠りそうになったが、雨がちらつき、その場を後にする。その後、日田の山奥の「おかあさんのパン」でコーヒーを飲み、イチローの記録更新の話を聞く。


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09:45:00 | skri | 1 comment | TrackBacks