Archive for October 2004

31 October

さて11月



 もう11月。11月は例年通りそこそこ忙しい。が、11月に忙しいのは苦では無い。11月が好きだからだ。理由は無い。きっと落ち着くのだろう。適度に寒くなりはじめ、酒も旨い。今年の11月は無いが、ツアー等あるとなお良い。日本列島北から南、木々の色も楽しめる。まあ、余裕があって旅行でもすれば、良いのだが。
 さて、此処数日のんびり過ごしてきたが、昨日あたりからぼちぼち再始動。で、今、譜面書き最中の休憩。


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29 October

11月 ライヴ・スケジュール



11/6 (土) STRADA 吉祥寺 MANDA-LA2 19:30〜 (a)
11/7 (日) 酒井俊 横浜 DOLPHY 19:00〜 (b) 
11/11(木) カルメン マキ 横浜 DOLPHY 19:00〜 (c)
11/13(土) シカラムータ 吉祥寺 MANDA-LA2 19:00〜 (d)
11/14(日) シカラムータ 吉祥寺 Star Pine's Cafe 19:00〜 (e)
11/20(土) 藤原大輔+桜井芳樹 大宮 Good News Cafe 20:00〜 (f)
11/21(日) シカラムータ 市ヶ谷 法政大学 学園祭 学生会館ホール 24:00〜 (g)
11/27(土) WORLD STANDARD 代官山 UNICE 17:00〜 (h)
11/28(日) Lonesome Strings、WORLD STANDARD 代官山 UNICE 17:00〜 (i)


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28 October

午後の12inch、しかも'80年代



 楽しみにしていた大リーグ・ワールドシリーズもRED SOXの四連勝で終了。全試合とりあえず観戦したが、ミスも多くカーディナルスは元気無し。シリング、マルチネスはさすがの投球だったが、もっと白熱した試合展開を期待し過ぎた所為か、ちょっと肩透かし。日本シリーズの方も第七戦までもつれたわりに、最終戦のあっけなさにこれまた、ちょっとがっかり。熱の入るスポーツ観戦も来年の箱根駅伝と2月のW杯最終予選まで無いか。

 昨日はCDばかり聴いていたが、今日は天気もよく少しヴォリュームを上げ、そしてそんなに持っている訳ではないが、音圧のある12inchを聴いた。どれも80年代中頃、ヒップホップやレゲエではなくロックばかりという間抜けさだ。しかも、スクリッティ・ポリッティも見当たらず。(多分、処分したんだろうな)



Joe King Carrasco『VIVA SAN ANTONE E.P.』

 当時、これとブレイブコンボ(12inch見当たらず)は良く聴いた。今でも結構いける。ジャケット含め、全てが馬鹿馬鹿しいが、一曲目Don't Let A Womanはすこし泣。1985年の何故かパリ録音。


Los Lobos『Come 0n,Let's Go』

 これはラ・バンバ時の12inch。表題曲は1stにも入っているが、別録音で少しだけテンポアップ。音良し。La Bambaも入っていて、これまた久しぶりに聴いたが素晴らしい。が、あっという間に終わる。1987年。



Nick Lowe『BABY IT'S YOU』

 表題曲はコステロとデュエット。なごみの一曲。残念ながら33回転。犬にかじられジャケットがボロボロ。1984年。



Suzanne Vega『gypsy』

 B面の1stアルバムからの2曲のライヴが良し。表題曲はリミックスか、音圧あり。それがスザンヌヴェガに必要かどうかは別の話。1986年。



Kate Bush『Cloudbusting』

 Hounds of Love所収の名曲のリミックス。前半ちょいと仕掛けが気になるも、許容範囲内。ジャケット写真はおそらく同曲のビデオ・クリップから。一回しか見ていないが、これがまた良かった記憶がある。ただ、このレコード、当時愛聴したのはB面の「My Lagan Love」(無伴奏)。1985年。



JOY DIVISION『LOVE WILL TEAR US APART』

 こんなのまだ持っていたんだなあ。やけに懐かしく3回リピートしてしまった。1984年。



David Bowie/Mick Jagger『Dancing in the Street』

 こんなものもあったとは。ここにあげた12inchはどれも'80年代中頃の音だが、これが一番顕著。プロデュースはClive Langer、Alan Winstanley。録音はBob ClearmountainでマスタリングはBob Ludwigで1985年。さすがにオリジナル(マーサ&バンデラス)で口直し。


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今宵の鉄道音楽



 こんな本(なつかしの蒸気機関車、久保田博 著)(a)を読んでいたら、無性にPaul Butterfield「Mystery Train」(b)が聴きたくなる。それにしてもこの本、このサイズの割に蒸気機関車について専門的記述やデータも多く、今読んでも飽きない。読みながら、とっかえひっかえ鉄道を連想するものを聴いていた。私なんかは、そういう音楽と言うとすぐにブルーズで、映画「Crossroad」でも印象的なシーンがあったな、なんて思いつつ取り出したのは、ハーモニカではなくウォッシュボードのレイルロード感。Bukka White「Bald Eagle Train」(c)。なんとも軽快なウォッシュボードが耳から離れないが、この七分くらいある曲の後半、突如として朴訥なメロディーが出てくるあたりはかなり気持ち良く、そして景色が変わる。が、ウォッシュボード君はかまわず盛り上がる、あきらかにトランス状態でウォッシュボードの音が歪みだす。Bukka Whiteはもっと評価されるべきブルーズマン。さて、もう少し穏やかなもの、とジャケットで選ぶ。Last Forever『trainfare home』(d)。なんといってもSonya Cohenの声が美しい、Dick Cornnettのプロジェクト。かなり狙いが明確なアルバムで、綺麗すぎる気もするが、丁寧に作ってあり聴いていて飽きない。例のレイルロード感は少しだけハーモニウムで代用。これがまた良い音だ。Last Foreverで連想したので、続いてこれも聴いてみた。Nanci Griffish with the London Symphony orchestra『The Dust Bowl Symphony』(e)。Last Foreverより、もっと明確なアルバム。さすがに声のかわいらしさには翳りがみえるが、むしろ私には今くらいが心地よい。あのナンシーももう50歳。新作も出たようである。ここで、再びハーモニカに戻る。The James Cotton Band「One More Mile」(f)。定番の一曲。やはりかっこ良い。笑う。久しぶりに他にもモダン・ブルーズでも引っ張り出そうか思ったが、突然ある曲が頭に浮かんだ。Sibelius「Symphony No.4 EN SAGA」(g)。鉄道感あるな。しかし明らかにヨーロッパの鉄道だということは言うまでも無い。で、もう一つ、思い出した。ALKAN「Le chemin de fer,Op.27」(h)。悪魔的は超絶技巧と異様な音楽性で19世紀の前衛を突き進んだ謎の作曲家、奇人アルカン!(オビに書いてあるだけで私は知らなかった、と言うか、このオビを見て買った)のずばり「鉄道」という曲。こりゃ変だな。全く落ち着かない。鉄道の発達が国家の繁栄の一つの象徴だったのだな。でも私には鉄道感皆無。そして口直しにこれを。BARTOK「Mikrokosmos」(i)。これは残念ながらセレクション。シカラムータでも時々演奏するブルガリアン・リズムも入っているが、オリジナルはシンプルで案外鉄道感あり。最後に極め付け、Two Doller Guitar『Train Songs』(j)。このアルバム、すべてが鉄道。しいていえば、ヴィンセント・ギャロから女々しい部分を差し引いて鉄道を加えたもの、又は、鉄道で移動するPAPA M、それとも、マーゴ・ティミンズを失ったカウボーイ・ジャンキーズがヴォーカリスト探しに鉄道の旅に出る、そんな感じだ。素晴らしいアルバム。最後に鉄道じゃ無いけど、これを聴いておしまい。ATAHUALPA YUPANQUI「牛車にゆられて」(k)。


     (a)     (b) (c)

     (d) (e)  (f)

     (g)  (h)  (i)

     (j)  (k)


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27 October

チラシあれこれ



 気がつくと、普段持ち歩いている鞄の中のポケットにチラシがたまってしまう。幾つか紹介しよう。


 夏にゲスト参加したイモーンズの1stCDのフライヤー。下の余白は、私のスキャンミスでは無くて、もともとこうなっている。おそらく、ここにCDもしくはライヴ情報を入れるつもりだったのだろう。なんだか気になる余白。そして、CD情報は裏面へ。右から2番目のドラマーのトシの眼力が気になる写真だが、これがアルバムジャケット。


 写真家、渡部晋也さんの写真展「ブエノスアイレスへ」フライヤー。これはポストカードサイズで、このサイズの物はかなり鞄の片隅にはいっている。ゴールデン街の飲み屋での写真展で、もう終わってしまったが、10/4〜9って短すぎないか!



 「野戦の月」に関わっていた数名が参加する新しい芝居集団、「泥虎」。凄いチラシ。公演は9月末で観られなかった。しかも場所は松本、あがたの森公園。ところで"どろとら"と読んでいいのだろうか。


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