新選組

　見ないビデオが溜まっていくようなのものだが、気がつけばDVDレコーダーのハードディスクが一杯になっている。整理しようと思い、確認してみると大半が大河ドラマ「新選組」だった。かれこれ20話近く残っていて、見返してみると芹沢鴨がまだ暴れている。もちろんその時に見て知っているのだが、これが結構面白い。

　子供の頃から後日談的な話（クライマックス以降とも言える）というのが実は割と好きで、たとえば「巨人の星」なら大リーグボール３号の頃、「あしたのジョー」なら力石の死後、関ヶ原の戦いならその後の上杉家や島津家の事、等。それからアメリカン・グラフィティのエンドロール直前もかなりグッと来る。なのでこの「新選組」も興味は近藤、沖田の死後、齋藤は会津に残り土方は蝦夷へ、というところか。

　今夜は河合耆三郎の切腹。静かな演出と演技が印象に残る。