Archive for September 2004

15 September

Russ Barenberg、Ernie Ball


 この間の仕事で折角Cat's Eyeを引っ張り出したので、ヘビーゲージでも張ろうかと思ったが、結局どこの店にも置いて無かった。やはりギターへの負担も大きいからな。いくつかBluegrassを銘打ってある弦も全然ヘビーではなく、ライトゲージのヘヴィボトム(巻き弦が太め)。しかたなくミディアムゲージで我慢する。鼈甲のピックも買ってみる。初めてだ。で、張り替えて弾いてみたら、鳴るなあ。もっと使わないとな。勢い剰ってラス・バレンバーグ「COWBOY CALYPSO」に合わせて弾いてみるが、この運指、ドレッドノート・ミディアムゲージは結構きつい。それにしても、このアルバムのギターの音は素晴らしい。これぞマーチン・ドレッドノート。今、良いギターだな、と思った自分のCat's Eyeは霞んだが、鼈甲ピックのお陰で1割増くらいにはなった。

 今まで、アコースティック・ギターのフラットピック弾きというのは、あまりしなかったのだが、張りのある音が心地よい。もっと練習してみよう。しかし、ラス・バレンバーグ、名手。他のアルバムも聴いてみたくなる。

 他にも、ガット弦やエレキ弦、O-18用の細めのアコースティック弦をいろいろ違うメーカーもしくは違うモデルにしてみたのだが、これが面白い。このところは箱エレキのフラット弦とガット弦以外は長もちするコーティングの弦を使っていたのだが、やはり普通の弦の方が弾きごこちは好きだな。が、やはり弦を張り替えるのは面倒なので、またコーティングの弦に戻るのか。

 弦の話の尽きないが、さっきネットでビルボードをみていたら、アーニーボール氏の訃報が載っていた。エレキギターを弾く人なら一度は使った事があるだろう弦メーカー、アーニーボール社の創設者だ。どうやら今普通に使われている細い弦(おそらく0.010からのライトゲージか0.009からのエキストラライトのことだろう)はこの人が作った物らしい。ということは、あきらかにロックの歴史を作った人物の一人だな。

 それにしても、エレキ・ギターというのは歴史の浅い楽器だと痛感。そして、アーニーボールさんに感謝。御冥福をお祈りします。

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06 September

B-BAND


 東久留米シャーウッド・ギターショップに頼んでいたアコースティック・ギター用ピックアップを取りに行く。が、まだ商品は届かず。ただ明後日の仕事で必要なので、店のサンプルを借りうける。Oさんありがとう。しばしOさんとアコギ・ピックアップ談義。楽器店でビールが出てくるのは此処ぐらいか。それはさておきB-BANDというピックアップを薦められる。ただしこのピックアップ問題、試すということは購入して取り付けてしかもステージで使ってみると言う事なのだから、厄介なのだ。
 

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05 September

telecaster3waybridge


 エアガレージに修理完了のアンプを取りに行く。ついでと言うわけでは無いが、テレキャスター用の3way Bridgeも購入。早速、Mushroomのテレキャスターモデルに取り付ける。これが素晴らしい。何の話かわからない人も多いだろうが、テレキャスターを弾く人なら、ピンと来る話だろう。もともとテレキャスターは3way Bridgeだが、多くの使用者がそうであるように私もピッチを考慮して二本のテレキャスター共に6way Bridgeに改造していたし、おそらく最近の現行のフェンダーでも6way Bridge採用のモデルも多いに違い無い。ところが断然3way Bridgeの方が音が良いのだ。そしてエア・ガレージのものは3Wayにも関わらず、ピッチも合うという優れもの。とにかくリア・ピックアップの音が太くなる。
 ただ、このギター、フロント・ピックアップはディアルモンドのダイナソニック、リアはジョーバーデンのダニーガットンと少々パワーあり過ぎでしかも塗装が割と分厚く、木の音色に欠けるのだ。サスティンが増えると増々その傾向が強くなる感じもする。ということは、やはり再塗装ラッカーフィニッシュなのか。


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