Archive for April 2004

29 April

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 夏の仕事の打ち合わせで恵比寿に行く。打ち合わせはそこそこに初対面の方も交え飲みに入るが、話に花が咲き終電を見のがす。そのまま3時くらいまで飲み続け、この仕事のパイプ役の旧友T氏宅に御厄介なる。真夜中に他人様宅に世話になる様子は、ドラマや映画で突然上司宅に連れていかれ、その家の奥さんに迷惑をかける図と同じで恐縮。だが、覚えていないままシングルモルトを飲み、いつのまにか眠ってしまった。

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24 April

神保町にて


 高田漣君のイベント用にリハ−サルの後、神保町に寄る。三省堂本店の斜向かいにも三省堂が出来ていて、そこの喫茶店でレコードコンサートをしていた。店内は本、レコードと喫茶店だが、その喫茶店との仕切りは胸の高さ程なので、レコードコンサートの様子は十分覗けるのだ。月一回程のペースで開催されているようだが、今日は蓄音機クレデンザで聴くSP。しかもカントリー。三曲ほどの立ち聴き(休憩になってしまったのだ)だったが、本当に良い音だなあ。前もって知っていれば、と悔やむ。が、主催者の目もあるので、これ以上の立ち聴きはやめる。ただ、猛烈に古いレコードが聴きたくなり、通りを渡ってミロンガへ。残念、閉店。折角だからラドリオかさぼーるに入ろうと思ったが、かなり混雑の様子。で、空腹を感じ、共栄堂に入ろうとしたが、方針を代え、十数年ぶりにいもや(とんかつ)に行く。
 閉店時間10分程前だが、やはり結構混雑。程なく席についたが、その頃には客もすこしまばらになり、私の後3〜4組で暖簾がしまわれた。その3〜4組の中の二人連れの学生(多分)が私の隣に座った。そのうちの一人は猛烈な勢いで食べている。おそらく、かつ一切れとキャベツひとつまみで御飯一膳と蜆の汁を平らげたのではないか。そして彼は店員に向かって「すいません、御飯と味噌汁おかわり」 かえってきた言葉が「もう、両方とも終わっちゃったんです」
 その後彼は友人にも悟られない様にきわめて冷静に、とんかつとキャベツだけをつまんでいた。私は少し同情した。ビールでもあれば、一杯くらい奢ったのだが、御飯はあげなかった。

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11 April

ブルーム・ダスターKAN


 久しぶりに東村山MARUで軽く一杯。店主のMさんが偶然NHKの番組(ピーター・バラカン音楽紀行)を見た、とのことで、常連の音楽ファンとともにいろいろ話がはずむ。なんでもつい二週間くらい前に近くでM氏らが野外コンサートをやったそうなのだ。そのコンサートにこぎつける迄の昔からの地元住民との確執など面白い話も聞かせてもらった。その時の写真も見せてもらったのだが、高校生バンドや地元バンドにまじってただならぬ気配の初老のブルーズマンが混ざっていた。写真だけで日本人だが明らかにブルーズマン。名前を聞いてみると「ブルーム・ダスターKAN」 ええっ。俺が高校の頃、夢中になった「ぎんぎん」のあのブルーム・ダスターKANその人。北千住のライヴハウスに見に行ったりしたなあ。どうやら最近復活したらしいのだ。JUKE JOINTでもライヴをやっているらしいので、今度観に行ってみよう。

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09 April

京都→秋葉原→みますや


 昼前、渕上・船戸宅に来ると必ず寄るイデヤコーヒーでサンドイッチを食らい、東京へ戻り高田漣君のリハーサルに直行。場所は秋葉原の旧BOX&COX St.で今はアノニマスの権藤君のSt.No-Nonsenceとなっている。Lonesome Strings 2ndの写真の雰囲気は何処にもなく、そのかわり様に驚くが、居住性は遥かに良い。

 リハ終了後、漣君は坂本美雨さんとドライヴ(取材)だと言ってそそくさと次の現場に向かったが、残った我々3人(惣、山、桜)はタクシーを飛ばし神田みますやまで。素晴らしい店、の一言。居酒屋の極み。3人で静かに興奮して飲む。

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