Archive for February 2004

29 February

2/28 小松亮太&タンギスツ NHK-FM公開生放送


 昼間、小松亮太&タンギスツ、NHK-FM公開生放送。スタジオはまたまた505st。気持ちの良い演奏。終演後、ライブビートディレクター、Sさんと談笑。その後、渋谷タワーレコードにより、「JANIS IAN」(5th)(たしかMiracle Rowの次?)と、格安だったのでDavid Crosbyのライヴ盤を購入。'78年当時JANIS IANのこのアルバムはカセットで割と愛聴していた。そのうちアルバムを買おうと思っていたが、CD時代になり、ようやく昨年CD化。やけにストレートだったり、笑っちゃうような曲もあるが、幾つかの大好きな曲のおかげで、しばらくは聴き続けるだろう。それにしても、割とドライな音なのだが、やはりニューヨークを代表するスタジオ・ミュージシャン達はただものじゃないね。
 夜、シカラムータのリハーサルを上石神井で。坂本さんの穴はでかいと痛感。

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19 February

Lonesome Strings NHK-FM ライブビート公開録音


 ロンサムストリングス、NHK-FMライブビート収録日。幸運にも熱は下がるが、少しの頭痛とだるさ、筋肉痛、寒気はあり。
 逆リハなので我々は一番乗り。サウンドチェックが終わる頃、鈴木博文さんが現れ、久しぶりに相撲の話等。観に来たのだと思っていたら、ベース弾くらしい。Three Blind Moses、なんだ3人じゃ無いのか(笑)。
 出演まで大分時間があるが、食事やコメント録音、等をして過ごす。高田漣君一行も到着し、なんと隣のスタジオでは栗原さんとイトケンが録音していた。その後、ちょっと外に出てブラブラして戻ると、一番手の漣君が始まるところ。会場でもミキシングルームでも聴いてみたが、柔らかくとても良い音。ゴローさんのギター、吉野さんのアイリッシュハープとの相性もとても気持ち良く、ミキシングルームの何人かはおそらく眠りに落ちていた。自分達の準備もあるのでThree Blind Mosesはほとんど観られなかったのだが、時折聴こえてくる、鈴木慶一さんのギターがかっこ良く、棚谷さんの鍵盤が彩りを添える。

 さて、本番。体調は万全では無いが、楽しくのんびり演奏した。個人的には公開録音なのにやけにリラックスしていた。
 帰りの車中で再び悪寒を感じる。

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15 February

2/14 小松亮太&タンギスツ 福岡 福間町公民館


 小松亮太&タンギスツ、福岡、福間町。少し町外れにある綺麗な公民館でのコンサートで、入場料はなんと1,000円。自治体あるいは後援によってはたまにこういうコンサートがある。もちろん1,000円分の演奏と言う訳では無く、通常のコンサート。
 サウンドチェックを済ませ、楽屋でくつろぐが、窓から見える景色が空虚に感じる。ボタ山が見えなければ、ここが何処だか分からない景色だが、それだけでは無い。精神状態が健全ではないのか、それともこの1ヶ月忙しすぎたか、ぼんやりしている。
 もちろん本番の演奏はそんな事はなく、かなりの集中度。このツアーを気持ち良く締めくくれた。
 宿は博多、中洲。夜、メンバー全員で飲みに出るが、風が強く、天神まで歩くのを断念し、宿の近場にする。中洲で飲むのは久しぶりだが、偶然みつけた店がかなり居心地が良い。なにしろ音楽もラジオ、テレビも無い。これから中洲はここに決めた。(が、店名失念。場所は覚えてるけど)

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09 February

2/8 関島岳郎+桜井芳樹 吉祥寺 MANDA-LA2


 のんき大将presents「Life Begins at 40 vol.3」吉祥寺MANDA-LA2。関島、桜井Duoで出演。
 川口隊長のイベントなので楽しく無い訳がないが、どう言う訳かこの地味な我々のデュオが一番最後の出演で一番手は川口、近藤デュオ。近藤君の端正なアコースティック・ギターが気持ち良いが、その分川口隊長のイベント主催者としての緊張も伝わり、面白い。「スカボロー・フェアー」のメロディ最初の一音を間違えた時のリアクションは最高で(失礼)、これで掴みは完璧。最後の曲は久住昌之さんと加藤千晶さんを迎えて、もう大団円。だが、まだ第一部の終了。次は栗原、イトケンデュオ。自分らの演奏をその場でループを組み、音を重ねていく手法だが、この二人やっぱりポップでうきうきする。前回観た時は全編インプロだったが、今回は全曲、選曲されているので、その感覚は五割増くらいか。良い曲だなあ、と思っていたら、なんとスクリッティ・ポリッティだった。そしてこのデュオの最後の曲はのんき大将をヴォーカルに迎えて、「はじめ人間ギャートルズのテーマ」。またしてもライヴは終了感を増す。
 最後は我々、関島+桜井デュオだが、まず関島さんが「このコンサートはもう二回終わっています」と言った。お客さんもそう感じた人も多く、かなりのんびりとした雰囲気だが、演奏は非常に楽しかった。そして、どういうわけか私は随分とMCをした。ステージでこんなに喋ることははじめてだが、のんき大将効果か?最後の最後は全員で本当に大団円。2日続けて楽しいライヴだった。
 ちなみに、のんき大将presentsの初イベントというかプレイベントの豊橋でのライヴ(川口、イトケン、桜井)がCD-R化された。興味のある方はライヴ会場でお求めを。

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08 February

2/7 江古田即興運動会 江古田 Buddy


 鬼怒無月主催「江古田即興運動会」、江古田Buddy。即興運動会、タイトルが野暮ったくてとても良い。
 夕方Buddyに到着し、なんとなくのルール説明やサウンドチェック。その後久しぶりに会ったサム・ベネットさんと食事をしマーク・ラパポートさんを紹介される。メキシコ系の変態ギタリスト(名前失念)やJoe Henryの新作について等、興味深い話を聞く。
 そして、ほろ酔い気分で本番。まず第1部、ソロ・インプロヴィゼーション・リレー。一人2分ずつインプロをリレー状態で続け、時間経過はホイッスルで知らせるという仕組みだ。順番は前もって鬼怒さんが決めていて、私はなんと最後。なので皆さんの演奏をビールを飲みながらじっくり聴く事が出来、いろいろ感心する。まあ、自分がやったことはいつもながらの事で気分としてはチャーリー・パットンへのオマージュ、と言ったら格好つけすぎか。とりあえずリレーの最終走者なので、ホイッスルを鳴らされないようにする事ぐらいは気を使った。
 休憩の後、アトラクションで三橋美香子さんによる「あしたのジョー」(笑)そして第二部の集団演技へ。これは前もっての出演者へのアンケートを元に鬼怒さんが3人から6人くらいでチームメンバーを選んでの集団即興。ちなみにチーム名がいろいろつけられていて、私は「酒豪チーム」と「温厚派チーム」に参加。私は酒豪ではないが、まあ酒好きではある。非常に楽しかったが、飲み会のようなセッションでもあった。ちなみにこちらも時間制限ありだが、もし無かったらだらだら酒を飲む様にやっていた事だろう。「温厚派チーム」では文字通り温厚にやろうと思ってスティールギターに持ち替えたが、いざ音を出せば、結構ハイテンション。他に私は参加しなかったものでは「マンガおたくチーム」「めがねチーム」「お色気チーム」「ブラバンチーム」等等。そして再びアトラクションで日比谷カタンさん。凄い人がいるものだ。それから司会もつとめる久保田安紀さんの「柔」(笑)。第3部、少し時間があったらしく、臨時のいくつかのチームでの集団即興。ここには参加の場面はなく、またもやビールが進む。それから、ギタリスト二人三脚リレー。ようするにギターデュオリレーだが、これも時間制限ありで次の奏者が入ってくると先の奏者が抜けるという具合。ここらあたりになると自分が相当へらへら弾いていたのは否めない。そして最後は全員セッションで「フーチークーチーマン」。唄は鬼怒さんだ。さすがに全員で音を出すとテスコのアンプは非力で、自分の音は聴こえず、途中から一緒になって唄った。
 それにしても、本当に楽しいイベントだった。一緒に演奏出来なかった方も多々いるが、皆とても素晴らしかった。そして、一音一音がとてつもなく力強いギタリスト鬼怒無月さんに感謝。

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