Archive for December 2003

24 December

12/23 高田漣 青山 CAY


 今年最後のライヴは高田漣バンド。昼にホテルをチェックアウトし、少し渋谷をぶらつくが、昨夜の疲れが残っているようだ。そして、15:00過ぎに青山CAY入り。今日はNOWGOMIXのイベントで、ピアニカ前田さんやHAKASEやら久しぶりに会う人も多い。なんでも前田さんが今年はボジョレーヌーボーを買ったと言うので、リハーサル前から乾杯。それからサウンドチェックを適当に済ませ、バンドメンバー全員でちょいと小奇麗な蕎麦屋に行く。既に忘年会気分でビール瓶が並ぶが、誰一人として蕎麦をたのまず、軽いつまみが少しだけ。イベントの開演時間になると、メンバーも一人減り二人減りと、会場に戻ってゆくが、鈴木惣一朗さんと私はもう蕎麦焼酎の蕎麦湯割りに突入し、引き返せない。結局二人でその後2時間ほど、あることないこと、でかい事小さい事、来年の抱負等、いいかげんに語り合い、自分達の出番ほぼぎりぎりに会場に戻った。ほろ酔い加減は言うまでもなく、本番を迎えるわけだが、今回は通常4人より多い6人編成。自由にやらせてもらう事にする。と言うか、自分でそういう事にした。とても良いライヴだった、というより、こんなにスリリングで気持ちが良かったライヴはそう多くはない。が、終演後、漣君曰く「バンドのメンバーが誰も信じられなかった」と一言。そして、まだまだこれからだね、と先輩達。
 その後はまた打ち上げだが、ずっと飲みっぱなしでろくに食べていないのに、腹はへらず。最初ビールの後、ハイボールをちびちびやっていたが、ノアルイズ大島のペースについて行けず、どっと疲れが出る。皆様、お疲れさまでした。

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23 December

12/22 シカラムータ 青山 CAY(オールナイト・イベント)


 ほぼ終電で青山に向かう。こんな事はめったにない、というより初めて。青山CAYでのライヴが続くので渋谷に宿をとってもらったのだ。今日はオールナイトのイベントにシカラムータで出演。0:30頃、青山に着く。タイムテーブルもかなり押しているようで、出演までわりと時間があるが、織田作之助は既に読了。そして、なんとなくビールを飲んだりして過ごし、本番へ。いつも音は大きいが、この日のシカラムータはいつにもまして爆音。ステージ上は何をやっているのか分からない状態だった。終演後、リスペクトT社長いわく「とてもバランス良かったですよ」とのこと。何をやっているのか分からない演奏がバランス良く出ていたのか。

 朝5:00頃、ホテルにチェックインしようとするが、遅すぎて満室になっていた。幸い近くの別のホテルを紹介され事なきを得た。

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19 December

Lonesome Strings Trio インストア・ライヴ 新宿 HNV


 予想はしているのだが、大渋滞。だが、あなたの予想は一体何の根拠にもとづいているのか?と問われ、返答したとしても、随分楽観的だね、と返される程度のもの。現実はまあ30分以上遅刻する事無く、ロンサム・ストリングス・トリオのストア・イベント会場の新宿HMVに到着。慌てない程度に急いでセッティングを開始するが、此処は予想以上に(また予想か)響かない。PA担当者は店にはいない事は知らされていたので、自分達でPAのセッティングをしようとするが、使用不可とのこと。それは知らされていなかった、MCも出来ないではないか。急遽、マイクだけ借り、原さんのアンプで声を出す事になる。そして、気を取り直して本番。一曲目の「garcia」を弾きはじめたが、ありゃ音が小さい。ソロなので途中で止める訳にも行かず、弾き終わってから再び調整。再び気を取り直すまで、数曲かかったが、後半は持ち直した。しかし、こういう状況でのセッティングはあまり気軽に考えてはならない、と反省。
 終演後、映画「歌追い人」の最終上映に間に合うべく渋谷に向かうが、これまた大渋滞で最初の15分程を観られず。地味でたんたんとした映画、だと聞いていたが、私にとってこれくらいが丁度良い。すべてが唄のためにあるような、とても良い映画だった。上映終了後、原さんとフィドルの黒川さんのデュオ。原さんはほぼクロウハンマースタイルで通していたが、最後の曲ではスリーフィンガーでぶっ飛ばしていた。おつかれさま。ロビーでサウンド・トラックを買おうと思ったが、既に売り切れ。

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16 December

訃報 12/15 シカラムータ 名古屋 TOKUZO


 名古屋までの移動はメンバーそれぞれに、という事なので、太田さん、川口隊長とコーヒーを飲みに行く。その後二人はランチを食べに、私は一足先に名古屋に向かおうと、四条烏丸あたりで別れた。携帯着信。一足先に名古屋に向かっている、みわぞうマネージャーからだった。「また、悲しいお知らせです。サックスの野本さんが旅立たれました」私は野本さんとは面識はないが、まったくなんて事だ。
 名古屋TOKUZOでは予想以上にリハーサルが長引き、「大甚」に行くのは諦め、近くざるそばを食べる。
 本番直前、メンバーの数人の体調がすこぶるすぐれない事がわかる。ここ数回のシカラムータの名古屋TOKUZOはなんだかアクシデント続きだ。なんとかライヴを終了し、残ったメンバーらと軽く飲んでいたが、突然自分も悪寒を感じ、ホテルへ戻る。あきらかに熱がある。部屋中に水を撒き、暖房を強に、毛布を余分に出して、汗をかくべく床についた。
 翌日、熱は下がり東京に戻る事が出来た。

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15 December

12/14 シカラムータ 京都 磔磔


 シカラムータ、京都磔磔。良いライヴだった。アンコールは「旅行」。バカやろう。
 終演後、磔磔でしばらく飲んだあと、木屋町通の焼酎の店で静かに打ち上げ。

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