Archive for November 2003

29 November

11/28 桜井芳樹ソロ 高円寺 円盤


 ストラーダ個人ショー、高円寺・円盤。

 ストラーダのメンバーがそれぞれソロをやるというイベントだが、お店の都合で久下さんのソロは無し。
過去に中尾君のソロは何度か観ているが、とても面白い。本当にユニークだ。関島さんのソロは観た事は無いが、クレバーかつ大胆であろう。自分としてはシンプルに曲をやることにした。ただよりシンプルになるため、エフェクターを排除、スプリングリバーブのみを通してテスコのアンプを使うことにした。

 関島さんのソロは本当に大胆だった。久下さんのソロアルバムをまるまる流し、その上でリコーダー一本の即興。男らしく入魂、そして「ストラーダ個人ショー」という気配りもあったか?
 私はインプロで指ならしをした後、もくもくと曲を弾いた。途中チューニングを変えるのが煩わしくなり、曲目を変えるが、このシンプルな方法思いのほかやりがいがある。ソロライヴをもう少しやってみようか、とも思った。
 中尾君はやはりいい。前に観た時とやり方は変わっていたが、そんなことは関係ない。何をやっても彼の音だ。笑わされっぱなしでライヴは終わった。
 終演後、久下さんが現れ、軽く打ち上げ。
 話は変わるが、円盤・田口さんより、とある素晴らしい女性シンガーソングライターのレコーディング依頼があった。楽しみだ。

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25 November

11/24 Strada 吉祥寺 MANDA-LA2


 ストラーダ、三年ぶりの吉祥寺MANDA-LA2でのワンマンライヴ。
 リハ−サルの後、このメンバーではいつも行く柴田食堂へ、久しぶりに入る。女将さんも相変わらずで、取り立てて旨いわけではないが(失礼)落ち着く店だ。皆で軽く一杯やっていると、カウンターの男性に声をかけられた。我々を観に来たお客さんで、こんなところで申し訳ないと言いながら、ついついビールもう一本。
 MANDA-LA2に戻ると、予想以上の集客で驚く。今回はCD『タブレット』『スイッチバック』先行発売ライヴだが、インターネットとEメ−ル以外の宣伝は何もしていないのだ。
 個人的には前半最初3〜4曲目くらいまで、少し固かった。おそらく開演前のビールが中途半端な量だったからだが、酒の所為にするのは良くない。しかしこういう久しぶりのライヴはやはり少しの緊張もあるが、一部半ばから序々にほぐれ、いつもの感じになるのは楽しい。結果的にとても気持ちが良かった。モニタリングも良好。坂井君に感謝。そしてなにより多数集まってくれたお客さんに感謝。それからCDお買い上げの方々に感謝。
 細かい反省だが、「山道」で曲中楽器を持ち替える際、事故があった。というより自分のうっかりだ。今まで何度も演奏している曲だが、失敗経験は初めて。気をつけよう。

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23 November

11/22,23 魚鱗館 静岡 いなさ人形劇祭り


 関島さんのみ当日入りで、この日11:00過ぎに野外劇場にてステージが始まる。野外劇場といっても町の施設の広めの駐車場だ。出店も数多く良い匂いが漂う。しかし演目が始まる頃から風が強くなり、パフォーマー二人はかなり大変だったようで、予定通りいかなかった場面もあったようだ。終演後、早朝の出発だった関島さんを宿に下ろし、近くの渋川温泉へ向かうが、なかなか見つからず車を走らせていると、「儀光温泉」という鄙びた看板を発見。その看板の佇まいが良い感じなので、行く先を変更し、看板の奥へ入る。すると入浴のみはお断り。しかたなく渋川温泉の場所を尋ねると、6月に閉鎖したとの事。魚鱗館の二人(二村さん、黒谷さん)とも温泉が頭からはなれないらしく、結局長篠方面の赤引温泉でゆったり、露天ではないが渓流沿いのロケーションで、思わぬ贅沢だった。夜は魚鱗館のはからいで鰻屋へ。白焼きで一杯やるというこれまた贅沢。21:00過ぎに宿に戻ったが、宴会の真最中。すぐに眠りについたが、夜半フォークソング(日本の)の大合唱に起こされる。


 翌日も11:00過ぎの本番だったが、この日は風も無く、やり易かったが前日の影響か、展開が少しはやく感じられた。我々の演奏曲はストラーダ、コンポステラのレパートリーから6曲ほどだったが、曲構成と場面転換の関係があまりよくないところも少しあった様に感じた。が、前日に比べれば、無事終了。終演後、昼食をとり帰路につく。帰りの車中、中尾君の話から黒谷さんが同時期に私と同じ杉並のアパートに居た事が発覚。変な偶然もあるものだ。

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16 November

11/15 上田遥『RED』 新冠 レ・コード館


 午前中そう早くは無い時間に札幌を出発し、静内へ向かう。が、前日の睡眠不足で朝食をのがし、ほぼバンドメンバー全員で宿となりの「大安食堂」に入る。普通のラーメンだが、とても旨い。皆でラーメンはこうで無くては行けない等とうんちくをたれながら、再びバスで会場へ。今日の会場はもともと静内文化センターだったのだが、地震の影響で隣町の新冠レ・コ−ド館に変更。その名の通りアナログレコードの保存館で、リスニングシステムも充実している。が、リハーサルで時間をとられあまり館内を見学出来ず。本番後宿に戻るが、今日は全体打ち上げだ。少し時間があったので、静内の町をぶらつくが思いのほか店も多く、車の往来も多い。少し拍子抜けだ。どうも私は小さな町でのふとした寂しさからの郷愁が好きなようだ。そして北海道ともなればそのスケールの大きい寂しさに感動すらする。が、此処では望め無さそうだ。陽が落ちても11月半ばにしては暖かいが、散策をそこそこに打ち上げ会場に向かう。総打ち上げのそこそこ楽しい感じから、人がだんだん減っていきじっくり酒を飲む感じは好きだ。この晩は結局ダンサーの白石さん、平多さんら数名と閉店時間すぎても飲み続け、あげく残った酒で再びホテルロビーで乾杯、といった有り様だった。

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15 November

11/14 上田遥『RED』 北広島芸術文化ホール


 宿は札幌だが、今日の本番は隣町の北広島市。本番終了後宿に戻るともう21:00過ぎだ。とりあえず後で合流するから、とバンドメンバーに伝言し、和田博巳さんの店Tuttiに向かう。営業時間がそう遅く無いので、急ぐ必要があったのだ。和田さんに会うのは10年ぶりぐらいだが、ロンサム・ストリングスの2ndは既にお気に入りとの事。店でときどきかけているらしいのだが、その盤は高橋健太郎さんが直接焼いたもので、プレスマスターと同じものだ。とても嬉しく思い、酒も進む。そして発売されたばかりのLET IT BE NAKED。CCCDだが、やはり盛り上がる。24:00すぎに散会すると、バイオリンの会田さんより部屋飲みしているとの報。軽くのつもりだったが、ダンサーや別の仕事で来札しているベーシスト西嶋氏もまじり、結局朝方まで。

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