Archive for March 2007

29 March

R.I.P.


 昨日の夜中に、植木等さんの訃報を知った。御冥福をお祈りします。ああ。

 さっき、島尾ミホさんの訃報も知った。『死の棘』。映画を先に見たのだが、その後、小説を読み、愕然とした。小説の一番素晴らしい部分が映画では全く描かれていなかった。(この映画に限らないが)
 
 大学文学部時代、日本の作家はかなり読んだし、勉強もした。今でも好きなのは、内田百けん、後藤明生、島尾敏雄、金井美恵子、夏目漱石かな。小島信夫も昨年新刊が出たと思ったら、死去。
 とは言え、今読んでいるのは、マッカラーズ。

 明日(29日)から、酒井俊さんで名古屋、神戸、奈良です。
 よろしく。

03:33:35 | skri | No comments | TrackBacks

26 March

最近のチラシ


 原さとしさんが中心となって、第四回横濱バンジョー祭りが開催されます。4/29横浜サムズアップです。私はまだ一度も観に行った事は無いのですが、さぞかしバンジョーだらけのことでしょう。楽しみです。

 


 今日、シカラムータのリハーサルがあったのですが、カッコいいチラシが出来上がってました。4/4吉祥寺Star Pine's Cafeです。

 

 左より北、渡辺、大熊、外山、桜井、関島、川口、こぐれ、吉田、太田(敬称略)。

23:59:07 | skri | No comments | TrackBacks

25 March

4月 ライヴ・スケジュール


 4月は例年通り、ライヴは少ないです。週一ですね。録音作業が目白押しなのです。

4/4(水) シカラムータ 吉祥寺 Star Pine's Cafe(a)

4/13(金) Lonesome Strings 吉祥寺 マンダラ2(b)

4/21(土) 酒井俊 横浜 ドルフィー (c)

4/25(水) 酒井俊 入谷 なってるハウス (d)


[Read more of this post]
23:55:00 | skri | No comments | TrackBacks

24 March

都城駅


 昨日はカルメン・マキさんの南九州ツアーの最終日、宮崎県都城市。

 一昨日宮崎でのライヴの後、旧知の友人も交え、結構飲んだ。ホテルに戻ったのは午前4時が近い頃だった。なので、昨日昼間は二日酔いとまではいかないが、なんだかぼっとしていた。起きてからは、水を飲んだくらいだが、当然、食欲はあまり無い。何も食べないまま、車移動。昼12時過ぎた頃に都城に着く。県第二もしくは第三の都市だが、車中からでもかなり広大な盆地の上に成り立っているのが、よく解る。バイパスの様な交通量の多い大きな道は、パイパスではなくそのまま市内中心部を突っ切っている。今回の三日間は最初は鹿児島、二日目宮崎、そして都城、という順で移動は全て車。だから、二日目の昼間もこの都城を通過している訳だ。ここに来たのは、初めてではないが、泊まった記憶も飲んだ記憶も無い。一度行った街は何となく少しは憶えているものだが、全く記憶がない。リハーサルまで時間があるので、体をリフレッシュする為にも散歩でもする事にした。
 ホテルから、3〜4分歩くと、都城駅があった。駅舎にあるうどん屋で、蕎麦を食べる。値段は駅蕎麦価格だが、立ち食いではない。酒もコーヒーもある。店のおばちゃんも愛想がいい。話をすると、町の中心部は隣の西都城駅の方らしい。蕎麦を食らった後、コーヒーを飲み駅舎をながめていた。中に入り、時刻表を見ると、一時間に多くても3本の列車なのだが、5分後に隣の西都城行きが入線するので、切符を買ってホームに出た。風情のあるプラットホームだ。

 

 

 西都城駅までは5分くらいだったか。いまだに駅の看板はこれで、つい最近廃線になったのか?なんて思ったりしたが、これは志布志線の事。廃線は1987年だから、20年この駅名標は変わっていないのだ。都城駅はそれなりに趣があったが、こちらは全く無い。構内もやけにだだっ広い。
 少し歩くと国道に出る。デパートもある街のメインストリート。車の交通量の割にはアーケードを歩いている人は少ない。ちょっと脇に入ると飲屋街。ある程度の規模の街ならこういう場所はどういう訳かすぐ見つけ出せる。昼間なので人はいない。少し古くてうす汚いいい感じの飲屋街だが、おそらく閉店している店も少なくないだろう。

 その後、一時間程ゆっくり街を散策して、ホテルに戻った。


 今回のツアーのスタッフの一人のMさんは東京の方だが、この都城の飲屋街には何度か来た事があるらしい。聞けば、一人で飲み歩く事も多く、30年『篠ひろ子』を探していると言う。私が「無いですね、そんな店は。でも探しますね。私も20年探してますが、あきらめてかけてます。でも、あったらいいですよね」。彼は「そうでしょ。なんだかんだと探し続けてますよ」。その会話を聞いていた、別の女性スタッフは「男はやっぱり馬鹿ね」と笑っていた。

  
 ライヴは初日の鹿児島こそ、状況により問題が無い訳ではなかったが、宮崎、都城と回を重ねるごとに、まとまりとライヴ感が上がっていった。特に都城ではマキさんのはじけっぷりが印象的だった。

23:47:00 | skri | 2 comments | TrackBacks

17 March

ginjin record


 福岡史朗君のアルバムの作業も7合目くらいまで来た。何曲か没にしては、彼はまた曲を次々と書いてくるのだが、今月頭に受け取った曲はどれも素晴らしい。おそるべし、ginjin。

 この曲は私の選からは外れてしまったのだが、すこぶるカッコいいではないか。考え直すか?

 クラクション

 ginjin recordの新しいサイトはこちら

23:55:00 | skri | 2 comments | TrackBacks