Archive for February 2005

22 February

Internet Archive


 今日もレッスン日だったのだが、初めての生徒さん。19才にして「自分にとっての音楽はリズムが全て」と言い切る頼もしい奴。彼がバンド形態で演奏している音源も聴かせてもらうが、演奏もけっこうしっかりしている。俺は19の春の時、こんなにには弾けなかったな。Warやシュギー・オーティス、David T Walkerなんかを聴かせつつ、楽しくレッスンが進み、夕飯前に終了。

 さて、その後、時々のぞいているInternet Archiveにアクセスしてみる。Live Archiveはかなりの音源がアップされているが、面倒臭いので、今まではところどころストリーミングでラジオ感覚で聴いていたのだが、試しに2000年のPhil Lesh and Friends(ギタリストは名手Jimmy Herring)をダウンロードしてみた。MP3だが、AIFFに変換すると、CD四枚組。ちなみにOS9.2なので、FlacやShortenは家では再生出来ず。ただ、逆にMP3に限定されるので、なんでもかんでもではなく、あまり迷わずダウンロードも気が楽だ。
 ダウンロードすれば、折角なので、CD-Rに焼いてみたくなる。試しに最初の一枚だけ焼いてみた。 この一枚目、軽くジャムから始まり(DEADよりきびきびしてるか。少しだけ、アフロ6/8もあり)その後、Help On The Way〜Slipknot〜Franklin's Towerと繋がるBlues for Allah冒頭のメドレー。ところが、曲ファイルが一つづつなので、焼いてみると、メドレーなのに0.3秒ほど、ブランクができてしまう。ほんの少しなのだが、緊張感が途切れる感じなので、DP3で編集してみた。

 だが、DP3に入れると、欲も出る。少しラインくさい張りついた音なので、プラグインをいろいろ使ってみる。チューブっぽいシュミレートもしてみる。思いきってLIVE/DEADぽく追い込んでみたが、あまりしっくりこない。結局、音を太くすることとほんの少しの似非アンビ、リミッターでレベル上げくらいで落ち着いたが、Phil Leshの音、こんなに太くしてどうする?まあ、それはそれで面白いが。

 ちなみにこのライヴ、Disk4はデレク・トラックスも登場するようだ。

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21 February

2/19 松永孝義The Main Man Special Band 渋谷クラブ・クアトロ


 昨日の松永さんのライヴ、良かったな。次、あるかは分からないが、もちろん声をかけられたら、二つ返事でかけつけますよ、そりゃ。

 ヴィンセント・アトミクス、素晴らしかったです。それ以上何も言えません。ああ、凄かった。アンさん曰く「良く効く温泉の様な音楽」。比べ松永バンドは「心地よいぬるま湯」でしょうか。それはそれで、OK。

04:30:00 | skri | No comments | TrackBacks

19 February

THE MAIN MAN


 明日(2/19)、The Main Man 松永孝義のライヴです。場所は渋谷クアトロ。昨年のNHK-FMライブビート以来です。 このセットがまさかまた演れるとは思っていなかったので、楽しみ。そして、お見逃しなく。対バンは芳垣さんのヴィンセントアトミクス。

 今日、松永さんのリハーサルだったのだが、移動の車中のラジオでグリーンデイが少なくとも5回はかかった。これだけ聴くと、なんだか、かっこよく聴こえてくるな。グラミー効果かレイ・チャールズとノラ・ジョーンズもよくかかったぞ。ちゃんとアルバムが聴きたくなってきた。

 レイ・チャールズ、そんなにアルバムは良く知らないのだが、私が持っている「sweet,sour & tears」は本当に素晴らしい。内容はwith stringsといった感じだが、これはCD化されているのか?

 先週の車中ラジオはメイシオ・パーカーがやたら耳につく、ジェニファー・ロペスがよくかかっていた。今日も一回かかったが、やっぱり変だな、この曲。

 さて、もう一杯、焼酎おかわりして寝るか。


05:25:26 | skri | No comments | TrackBacks

16 February

冶金弦


 タイトル、ちょっと無理があるが、ステンレス弦の事、だが、これは間違い。昔、ドラムの植村昌弘君に「冶金ってステンレスだろ」と聞いたら、「違います、ステンレスは冶金の一つの方法です」との答え。なんで、そんな話になったかは憶えていないが、長いヨーロッパ・ツアーの最中、疲れがたまって、移動中の枯渇した話題の一つだったと思う。
 今日、仕事の打ち合わせで、渋谷方面に向かったのだが、予定より、早く到着しそうになったので、楽器店に寄り、ギター弦を購入した。
 ソリッドのエレキやアコースティックは別にして、フラットワウンドの弦を使っているので、通常、手に入りやすい「ダキスト」か「ダダリオ」を使っている。が、この二種、蒸気機関車とEF57くらい違う。これじゃ、分かりにくいか。電算機とそろばん、というには言い過ぎだが、野球とソフトボールぐらいか。まあ、フラットワウンド界の両極端であることは間違い無い。
 訪れた楽器店はフルアコやセミアコを主に扱っているので、フラットワウンドの弦の種類もかなり豊富で、「ラベラ」のブラックナイロン弦もしっかり在庫あり。
 その中から見つけたのが「トーマスティック」。以前、一度だけ使った事があり(ジョージ・ベンソン・モデル)かなり気に入ったのだが、なかなか手に入らず、探していたオーストリア産の弦。
 「ジョージ・ベンソン・モデル」は無かったので、一応、店員さんにこの弦の特徴を聞いてみると、「このメーカーだけ唯一、ニッケルのフラットワウンド弦です」との事。何となく気がついていたのだが、現状手に入りやすいフラットワウンド弦はほとんどステンレスなのだ。
 ところが、このステンレス弦(上記二種の差はあれど)、これは好みだが、中高域になんか嫌な癖があるのだな。ただ、その癖を感じなかったのが、「ラベラ」のブラックナイロン(あたりまえだ)とこの「トーマスティック」だったのだ。

 打ち合わせは予想以上の進展で一安心どころか二安心。

 帰宅して早速、弦を張り替えようと思い、フルアコを出してみたら、思いのほか弦が新しく、替弦するのが惜しくなり、結局、今日は「トーマスティック」を試さず仕舞い。あぁ、貧乏性。  
 でも、もしこのメーカーが無くなったら、世の中にニッケルのフラット弦は無くなってしまうのか。


 ところで、移動中の車中で昨日の横浜のロンサム・ストリングスのライヴ録音を聴いたのだが、かなり良い。ブートレグとしていけそうか。
 御来場、多謝。


23:00:00 | skri | 2 comments | TrackBacks

14 February

Lonesome Strings '05/2/13 set list


2005/2/13
横浜 黄金町 Earthly Paradice Cafe
桃源郷JAM


01. フランクリン再訪
02. Jessica
03. もう森へなんか行かない
04. Deja-vu
05. Buck Creek Girls
06. ケルン・コンサート
07. 旅行
08. Mountain Hymn#1


桜井芳樹(eg,weissenborn)
田村玄一(pedalsteel,lapsteel,weissenborn,national)
原さとし(5st.banjo)
松永孝義(contrabass)


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